できない自分を認めよう
「まずは『できない自分』を認めよう。」
勉強ができることと、仕事ができることは違う。
仕事は、小さな失敗をくりかえしながら、
次は同じことをしない。
失敗をしないための方法を考える。
教わったことをそのとおりするのではなく、
基本のものを何通りものバリエーションに工夫してひろげていく。
基本的なことであれば、より早く、より正確に、よりクオリティ高くできるように工夫していく。
そうやって、常に成長していく必要がある。
だから、謙虚な気持ちがない人には、成長は難しい。
マムにいて、時々ジレンマを感じるのは、
そんな、「かつて優秀だったママ」の再就職。
自分の過去の栄光から抜け出せない人。
家庭で「女王様」だった期間が長く、
人から、叱られたり、注意されたり、否定されたりする経験に乏しかったりすると、
社会に再び出たときに、
うまくいかないことばっかりだったり、
思い通りになんて進まなかったり、
気にそまない指示をされたり、注意されたり・・・。
耐えられなくなってしまう。
仕事してたら、そんなことは当たり前なのだけど。
気の合わない人は、無視しておけばよかったママ友の社会とはちがって、気の合わない、嫌いな人とも仕事だったら付き合っていかねばならないってことが、分かっているのかもしれないけど、できない。
まずは、「できない自分」を認めることから始めてみたら?
「できなくてすみません、教えてください」
別に、人に頭を下げることくらい、どうってことないじゃない。
うまくいかなくて注意をされたら、
「でも・・・」
と言う前に、ひとこと
「すみません。」と言ってから、自分の考えたことを話してみたら?
母が、新たな一歩を踏み出して、
慣れないことでも、ひとつづつ努力を重ねて成長していく姿を、きっと子供たちは見ていると思う。
「あなたのために仕事をあきらめたのよ」
なんて言われるより、よっぽど嬉しいはず。
できないことを認めたくなくて、
「ご迷惑お掛けするのでやめます」
なんて一見綺麗なふうにいうことが、
一番の迷惑と気づかない。
いや、気づいても、「逃げるための言い訳」だということを認めたくないのだろう。
そんな姿が、カッコ悪いことも、ずるいってことも、きっと子供は見ているよ。
だから、「かっこいいお母ちゃん」でいようよね。
マムのモットー:
「うちの母ちゃんは世界一かっこいい」と子どもに思われよう。
マムの経営方針:
「子どもに説明できないことはしない」
そんなことを、インターンにくる主婦のみんなに、しっかりと伝えていきたいなと思っています。
ぜひ、マムのコンテンツもご参考に!
http://www.c-mam.co.jp/work2/workmame/before/
2014年7月