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当社「資格手当」制度の特徴は?どんな資格を取得する人が多い?

皆さまこんにちは。2020年に新卒として株式会社コンピュータマネジメントに入社し、Webマーケティングを担当している入社4年目のMです。

近年、社員の自己啓発促進を目的とし、福利厚生の1つとして「資格取得⽀援制度」を取り入れる企業が増えてきています。
資格を取得した際に、一時金として「合格報奨金」を支給したり、資格取得にかかった費用を会社側が一部負担したりと、企業によって手当の支給方法はさまざまです。

当社でも、会社指定の資格を取得すると「資格手当」がもらえますが、一時金ではなく、取得した資格のレベルに応じて「毎月」一定額の手当が支給されます。
上級レベルの資格を取得すれば、最大25,000円が毎月支給されることもあり、資格取得に向けた社員のモチベーションアップにつながる重要な要素の1つとなっています。

そこで今回は、当社がどのような資格手当制度を確立しているのか、実際にここ1年間でどんな種類の資格が多く取得されたのか、についてご紹介していきたいと思います。ご興味のある方はぜひご一読ください。


当社「資格手当」制度の4つの特徴

先述の通り、当社では会社指定の資格を取得すると、毎月一定額の「資格手当」が支給されるようになります。制度の主な特徴を4つまとめました。

①取得した資格の「レベル」により支給額が変動

毎月の支給額は、取得した資格のレベル(=難易度)によって変わり、よりレベルの高い資格を取得することで金額が増えていきます。

レベルは、会社側で1~6までの「6段階」で設定されています。
「レベル1」資格の支給額は3,000円ですが、難易度が最も高い「レベル6」資格ともなると、支給額は25,000円にものぼります。

②手当支給対象の資格が150種類以上

「資格手当」支給の対象となる資格の種類は年々増えてきており、今では150種類ほどの資格が手当の対象となっています。

対象となる資格の種類は、「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」、「応用情報技術者試験」のようなIT系の資格はもちろん、「FP」「簿記」「TOEIC」「統計検定」・・・などと非常に幅広く、自分の興味・関心やキャリアプランに合わせて挑戦する資格を選ぶことができます。

③上位の資格は、それぞれ下位の資格に対して3倍の重みがつく

当社では、資格の「数」ではなく「レベル」で手当の支給額を判断します。そのため、同一レベルの資格を何個取得したところで、金額が上がることはありません。

例えば、同じ「レベル1」(支給額:3,000円)に属する「ITパスポート」と「FP3級」を頑張って取得したとしても、金額が3,000×2=6,000円になることはないのです。

その代わり、あるレベルの資格に対し、レベルが1つ上の資格は3倍の重みがつき、レベルが2つ上の資格は9倍の重みがつき、レベルが3つ上の資格は27倍の重みがつきます。
つまり、「レベル1」の資格を3つ取得すると「レベル2」に、「レベル1」の資格を9つ取得すると「レベル3」にランクアップできるということです。

この制度を利用し、自分の実力的に「レベル3」に属する資格の取得が厳しそうであれば、「レベル2」に属する資格を3つ取得することで「レベル3」へ1ランク昇格し、手当金額のアップを狙うといった方法もできます。

ただ、このやり方で2ランク以上のレベルアップを目指すのは、資格取得にかかる時間や費用を考えると、あまり現実的とはいえないかもしれません。
せいぜい、3つ資格を取得して1ランクアップを目指すのが限度でしょう。

④社内掲示板に資格取得者の名前を掲載

当社では、資格を取得した場合は総務部へ合格証書を提出します。
すると、社内掲示板にて月1回配信される「社内メール」の中に、「資格試験合格者」として本人の名前が掲載されます。

自身の努力が目に見えて評価されるので、本人のモチベーションアップにもつながりますし、掲示板を見た他の社員が「同期や先輩が○○の資格を取ったみたいだし、自分も負けていられないな」と、資格取得への挑戦に一歩踏み出すきっかけにもなっています。

個人的には、この「資格取得者の名前を社内全体に周知する」という施策が、社員の資格取得促進・意欲向上に最も大きな影響をもたらしていると思っています。

社員が取得した資格ランキングTOP5

ここからは、実際に直近1年間(2022年9月~2023年10月)で当社の社員がどんな資格を多く取得したのか見ていきたいと思います。

2022年9月~2023年10月に発行された「社内メール」の内容をもとに集計したところ、ここ1年では69名の社員が資格試験合格者として掲載されていたことが分かりました。
2023年4月時点で従業員数が275名なので、全体のおよそ25%(1/4)が何らかの資格試験に挑戦し、見事合格を勝ち取ったということになります。

取得された資格の種類を、人数が多い順に並べると次のようになります。
※()には、当社が定める資格のレベル(=難易度)を記載

1位:31名
・Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 11(レベル1)

2位:4名
・AWS認定クラウドプラクティショナー(レベル1)
・情報処理技術者試験 基本情報技術者試験(レベル2)

3位:3名
・FP2級(レベル2)
・Python3エンジニア認定基礎試験(レベル1)

4位:2名
・FP3級(レベル1)
・AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(レベル2)
・OSS-DB Silver(レベル2)
・情報処理技術者試験 応用情報技術者試験(レベル4)

5位:1名
・JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level(レベル2)
・LinuC レベル1(レベル2)
・LinuC レベル2(レベル3)
・Microsoft Certified Azure Administrator Associate(レベル2)
・ORACLE MASTER Silver SQL 2019(レベル2)
・PHP初級試験(レベル1)
・Python3エンジニア認定データ分析試験(レベル2)
・TOEIC 750点以上(レベル3)
・アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験 Lv.1(レベル1)
・キャリアコンサルタント(レベル4)
・情報処理安全確保支援士試験(レベル4)
・情報処理技術者試験 ITパスポート試験(レベル1)
・情報処理技術者試験 データベーススペシャリスト試験(レベル4)
・情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャ(レベル6)
・情報処理技術者試験 情報セキュリティマネジメント(レベル1)
・中級食品表示診断士(レベル1)

1位は、新入社員が研修中に取得を義務付けられている「Java Silver SE 11 認定資格」がランクインしました。
今年も無事全員が研修期間内にこの資格を取得できたようです。良かった・・・!

関連して、当社新入社員研修のカリキュラムについて知りたい方は、こちらも併せてどうぞ。↓

2位以下も、やはり情報処理系の資格取得者が多くなっていますが、中には「キャリアコンサルタント」や「中級食品表示診断士」といった、ちょっと珍しい資格を取得している人もいました。

また、取得する資格のレベル(=難易度)も幅広い分布となっていました。
比較的難易度高めの「レベル4」資格に合格している人も多く、最高難易度の「レベル6」資格に見事合格した強者もいました。すごい・・・!!

社員が自分の興味・関心やキャリアプランに合わせて、柔軟に資格を取得している様子がうかがえますね。

まとめ

今回は、当社「資格手当」制度の4つの特徴や、ここ1年間で社員が取得した資格ランキングTOP5をご紹介しました。

当社はIT企業なので、エンジニア向けに情報処理系の資格が手当支給対象の中心となっていますが、それ以外にも「FP」や「簿記」のような人気資格や、「キャリアコンサルタント」といったマイナーな資格も、数多く支給の対象となっており、その気になればいつでも挑戦できます。

こうした「資格取得⽀援制度」がきちんと整っているおかげで、いくつになっても新しいことに挑戦できるのは、とても素晴らしいことだと思います。

それでは今回はこの辺で。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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