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ノートをとろう

こんにちは。今回は「ノートを取れ」ということについて書いていきます。そもそも授業や話の内容に関して全てを理解しているならば、ノートなんぞ取る必要がありません。しかしながら、当然全てを理解することは不可能なのでノートを取ろうという話です。

ノートを取る主目的は、見返して内容を思い出すことにあるので「未来の自分が読んでわかるか」という基準を基に作っていきます。いわゆる「東大ノート」などの概念もこの基準があるから「わかりやすいノート取り」として確立しているわけです。

この目的を果たすためのポイントをいくつか書いていきます。まずは字のきれいさです。これは「未来の自分が理解できる字」で十分です。硬筆の書初めのようなきれいさは必要ありません。略したい部分は次々に自分の規則で略して構いません(例えば筆者は電気の「電」という字を中国語の簡体字で書いたりしています)が、書いた字が3なのかヨなのかろなのかというように判別に苦しむような書き方はしない方がいいです。(文脈から判断するという手はありますが、疲れたくないでしょう。)

次に、見ていて疲れないような段組みを作りましょう。内容が左から右に進むものと逆とが両方混在しているとやっぱり疲れます。ですので、流れを1方向に定めて下さい。絶対です。また、1枚1枚に対してかなり密度濃く書いてしまうとやっぱり疲れるので、内容ごとに分けて(そんなに内容の変化がなければ1行空ける、大きい内容の変化はページを変える)書いた方が後で理解できる内容です。

また、「内容をどう要約するか」です。慣れない人は先生や発表者が書くそのまま書いてください。たまに「そのまま書いてはいけない、もっと要約しろ」という人がいますが、それはノート取りにある程度慣れた人向けのアドバイスです。現実を見ていると「そのままのレイアウトで書けない」人もいることはいるのでまずはレイアウトごとそのまま書くのをお勧めします。

これで最後ですが、板書用のノートは「教科ごとに分ける」「演習用か板書用かに分ける」というのが原則です。ただ、そのノートは必ずしも紙である必要はありません。タブレット端末を使うというのも手です。(が、端末に配布された資料をみて完全に理解した、とかいうのは愚かです。1から板書を作りましょう。)自分が古風な人間だからこう思うのかもしれませんが、「ボードの撮影」は決してノートの代わりになりません。自分の手でノートを作りましょう。

今回は以上です。それでは。

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佐々木先生説明(修正版)

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