サイトウノブコさんの感想:Club Q オンライン勉強会 「第10回 愚者ときどき賢人かい(会)?ー科学で幽霊は語れるかー(2022-2-8)」はいかがでしたか
「感想」
今回は、サイトウノブコさん(友禅染の染色職人)による感想です。
今回のテーマ、「科学で幽霊は語れるか」
Tomio 先生の奥様がおっしゃるように、みんな違う話を想像していたと思いますが、でも、同時に「やっぱりトミオ先生だなぁ!」と感心し、楽しんでいたと思います。
私自身は、最初の方でおっしゃった
「幽霊がいるいないを話し合うのではなく、幽霊を”見た”という人がいつの時代もいるのはなぜなのか。について話し合うのが科学的」
という言葉になるほど!と、膝を打ちました。
というのも、私の家族は私以外全員幽霊を「見た」という人種で、私の師匠は「信じない」という人種。その時のいさかいのもとになるのは「科学的根拠」という言葉です。私はいつもとてもイライラしてそこにいたくなくなるほどだったのです。
でもこれからは、「いる・いないに焦点を当てるのではなく、見た。という事実に焦点を置くのが科学的なんですよ。」と言うようにすれば、いつものあの気まずい空気が薄くなるかもしれません。
トミオ先生は常々、物理学は事実を見つめる学問だとおっしゃる。
ガリレオが「自然がどうあるのか」を分析し、マキャベリが「人間はどうあるのか」を分析して、それまでの「自然とはどうあるべきか」を分析したアリストテレスの時代は終わり学問は科学的になった。というようなお話がありました。
これもまた、とても心に留まるお話でした。
私はわがままで、横柄で、ものぐさなものですから、機嫌がいいと思いやりも持てるのですが、基本、自分の思うようにならないと気分が悪いし、人が思ったように動いてくれないと「一人の方がましだ」と思ったりする愚かな人間です、でもこれって、アリストテレスのように「こうあるべき」と思っていたのと同じじゃないか?と思ったのです。「私のためにあなたはこうあるべき」だと。これはとんでもない傲慢さです。即刻改めねばならない。
「この人はどういう人か。」「この仕事はどういうものか。」
これからは気分の良しあしにかかわらず、常にそのように考えることにします。
今年から「科学的に考えるサイトウ」が始まるのです。
トミオ先生、Maiちゃん、参加者の皆様、楽しい時間をありがとうございました。
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ペトロスキー・トミオ先生からのコメント
やっとノブコさんからお便りが来た。あれっ、この間言ってた一年の抱負どうなったの、もう挫折!って思ってたのです。
宿題提出できたので
のシール貼っておきますね。私のガラケーの携帯にもこれと同じシール貼っています。
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回答は以上です。勉強会の開催予定はコチラ↓です。
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