見出し画像

ゴーロ・マン「ドイツの青春」「近代ドイツ史」




 トーマス・マン家は、ノーベル文学賞を受賞したトーマス・マンだけでなく、兄ハインリヒ・マン、トーマス・マンの長男クラウス・マン、次男ゴーロ・マンも作家です。
 次男ゴーロ・マン( 1909 –1994)は少年の頃に読んだシラーの「三十年戦史」に感動して歴史家になりました。千頁に及ぶ「19世紀&20世紀ドイツ歴史書(1789年から1950年頃まで)」はゴーロの代表作で、気になって取り寄せてみました。「近代ドイツ史1,2」という題名で邦訳もあるので読んでみます。他に「ドイツの青春」という自伝的回想録を書いており、家族の話は勿論、両大戦の話や師カール・ヤスパースとの思い出話などエピソードが満載です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?