17歳のド田舎高校生だった自分が会社を立ち上げた時の話。
初めまして。今年1月にCYR MUSIC合同会社っていうエンタメ会社を建てた18歳のしょこらくんこと佐藤伶於です。
事業活動が行き詰まってきたので原点回帰のキッカケとしてダラダラとnote初投稿をかましたいと思います。
CYR MUSIC合同会社って?
"歌い手界隈"と呼ばれる、中高生が人口の大半を占めるエンタメコミュニティをターゲットに、タレントマネジメントや楽曲配信サービス、コンテンツ制作やEC支援を行っているド新興企業です。
設立時にはPR FREEという無料プレスリリース配信サービスで当時あった注目ランキング4位にまで食い込むほど【高校生起業】というワードでそこそこな話題性を掻っ攫うことができました。
その記事は今も掲載されています。
→https://pr-free.jp/2023/71922/
そもそも何で会社を作ったのか。
1.結論:その場の勢い
当時ゴリゴリに高校生しまくってた17歳、Mix師の端くれがふと「会社作りてえ」とノッリノリになって勢いで作ったのがこの会社。
もっと細かく言うと、
自分は中学生の頃から「Mix師」と呼ばれる、歌い手界隈で活動するアマチュアミキシングエンジニアをしていました。
そこで歌い手さんたちを相手に月商5~6万くらいの小規模なビジネスを展開させていたのですが、横の繋がりを広げるためにTwitterやDiscordで彼らと仕事以外でも色々関わっていたわけです。
ゲームや彼らの配信にお邪魔したり、歌ってみた企画に関わらせてもらったりしてる中で、活動に関する愚痴や悩みを聞く機会も少なくありませんでした。
2.歌い手の悩みから生まれた会社
「個人で活動しているから」
「未成年だから」
など理由は様々でしたが、彼らはネット上でコンテンツを発信する上で
大人とは違う、大人ではないからこその障壁を多く抱えていることは事実としてありました。
そこで、Mix師として作品制作の一端を担うだけでなく、歌い手の持つ多様な悩みを解決できるようなモノ・サービスを作ることができないか?
と考え「法人格を持って、大人と同様に色々挑戦できる環境を提供できるようになろう」と思い立ち、設立へと至りました。
3.自分の"地獄とも言える過去
まだピッチピチの18歳な私ですが、失うものは失ってきた自負があるので赤裸々に書いちゃいます。
私、幼い頃から吃音持ちなんです。
3歳頃から発症し、幼稚園で少し落ち着いたものの小学校から再発。そのまま中学、高校、今とずっと続いています。
小学校に入り、物心ついた頃。学校という環境で他人とのリアルな交流を広げていく中で
「自分は(悪い方の意味で)他人と違う」
というのをどんどん自覚していきました。
朝の会(ホームルーム)の健康観察で「はい、元気です」のたった7音も詰まる。国語の音読も周りと同じように読めない。
吃ってはいけない、治さないといけない、という焦りから治るどころか悪化の一途をたどり、自覚すればするほど心が病んでいく一方でした。
4.人生の転機「歌い手」との出会い
そこで中学生の時、出会ったのが「歌ってみた」というコンテンツ。
自分と同年代の人たちが、自分なりの表現をコンテンツに落とし込んで発信し、それを応援し、求める人がいるという今まで知らなかった世界。
文字通り"どっぷり"と沼にハマっていきました。
動画共有サイトへ投稿されたコンテンツのコメント欄では、歌い手のファンたちがそれを肯定し、応援している。
X(旧Twitter)をはじめとしたSNSでは、他の歌い手や、Mix師、絵師、動画師と呼ばれる人たちが交流を深め共に作品を組み立てている。
当時はそんな世界を見ているだけで、苦しいリアル(日常)から逃避できた。
実際にMix師としてそこに足を踏み入れてからは、顔を合わさずとも同年代の人たちと関わり、共にコンテンツを作り上げたり遊んだり、刺激や喜びを共有することができた。
自分が前向きに生きていくための一歩一歩を、彼らが発信するコンテンツや彼らとの交流から、間接的に後押ししてもらったと思っています。
だからこそ、
彼らが日々の表現活動で障壁となっている、悩みのもととなっているものを取っ払ってあげたい。
もっともっと、純に表現活動を楽しんでもらいたい。
この界隈と、この会社・事業活動に対する熱はここから生まれています。
今後何をしていくのか。
1.ネット活動者とメディア・企業の架け橋に
自分の会社で多くの歌い手さんやライバーを抱え、少しでも多く他社やメディアへの起用機会を作って彼らの原動力を生み続ける。
そして、その自分の持つスキルを活かして生まれた資金(報酬)から、更に自身の表現活動を広げていく。
使われて終わり、ではなく、
使われた先でその表現者自身の"次"が生まれていく。
そんな未来を創り上げていきたいと思っています。
2."歌い手市場"の確立と拡大
現在の歌い手界隈は、大まかに以下の要素(業種)で成り立っています。
①歌い手
②クリエイター(Mix師、絵師、動画師、ボカロP等の作曲家)
③活動支援サービス事業者(ファンレターや楽曲配信等のバックサポート業務を行う事業者)
④コンテンツプラットフォーム(動画共有サービス等)
弊社は、①・②をマネジメントという形でサポートする他、
③として、
現行の事業である楽曲配信やEC・グッズ販売支援の本格化に加えて
スキルマーケット等のサービス開発、ファンレター等のギフトの受け取り窓口の設置やオンライン・オフラインイベントの実施・支援事業などを展開していきます。
一番は、先ほど書いた
というものを通じて、
歌い手やライバーといったタレントサイドの活動者から、
Mix師、絵師、動画師やボカロPなどのクリエイターサイドの活動者へとお金がまわり、
その周辺を取り巻く活動支援サービス事業者へと繋がり、循環していく。
そうしてこの歌い手"界隈"が、歌い手"市場"として
規模が拡大した一つの経済圏となる。
このような未来を作るために、少しずつ前進していきます。
最後に。
初めましてのnoteにして、思った以上の長文になってしまいましたが
最後まで目を通していただきありがとうございます。
弊社、CYR MUSIC合同会社では、現在事業拡大へ向けた資金調達活動を行なっております。
このnoteを読み、
少しでも興味を持ってくださった・想いに共感いただけた事業者様・企業様・ファンド様がもしいらっしゃいましたら、
誠に恐縮ではありますがお力添えいただけますと幸いです。
また、これを読んでいただいたネット活動者様も
もっともっと"次"への希望を見出せるような界隈を作っていくために
いろんな意見や悩み、相談を共有していただきたく思います。
私個人のものと、会社のX(旧Twitter)アカウントURLを掲載させていただきますので、
どんなに小さなことでも構いません、お声がけいただけますと嬉しいです。
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