思い込みの罠:我々が陥る心の誤解
こんにちは.Keeth こと桑原です.最近はもっぱら音声配信と p5.js を用いたジェネラティブアート の制作ばかりしていますが,まぁなんとなく人生を楽しんでおります.
さて,今回は自分が最近改善したいと切に思っている「思い込み」について書いてみます.分かってはいても,ついついやってしまうシリーズの筆頭ですよね()また,意識したくてもなかなか難しいものの一つでもあるでしょう.
人は日常の中で数多くの情報を取り込み,それを基に判断や行動の意思決定を行います.その過程で我々が犯しやすいミスの一つが「思い込み」です.この思い込みの怖さと罠を.私たちはどれだけ理解しているでしょうか?
一見簡単そうに見えますよね.それは,他者の思い込みによる言動は気付きやすく,その頻度も割りと高いから自然と鍛えられている節はあると思っていまして,ある意味で自分のことについては盲目というか灯台下暗しと言いますか,まぁ気付けない事が多いです.
自分ごとですが,私は今の奥さんとしょっちゅう喧嘩する(してしまう)のですが,大抵はこの思い込みによる発言に起因しているなと感じます.ちょうど昨晩も喧嘩したばかり...
あとから振り返ると僕が悪いケースが圧倒的に多く,奥さんがしょぼんとしたり悲しんだりしたときハッとし,自分の直前の発言内容を内省し,すぐに謝罪することが増えています.
さて思い込みとは,「一度決めた考えや見方を変えることなく、それを事実として受け入れてしまうこと」と今回は定義します.例えば「彼は私のことを嫌っている」という思い込みがあれば,彼の行動や言葉をそのフィルターを通して解釈してしまい,誤解やコミュニケーションミスやミスリードなどの問題を生むことがあります.
この思い込みの罠は、特に以下のような場面で顕著に現れます.
情報の偏り:情報は必ずしも均等に得られるわけではありません.特定の情報源だけに頼り,他の視点を排除することで,思い込みが強化されることがあります.
過去の経験:過去の経験から得た知識や感じた感情が,新しい状況での判断をゆがめることがあります.
これらの罠に気付くことは思い込みを打破し,より正確な判断やコミュニケーションを取る第一歩です.私たち自身の思考や感情に疑問を持ち,常に柔軟な姿勢で新しい情報や視点を受け入れることが,この思い込みの罠を避ける鍵となるでしょう.
私たちが思い込みの罠に陥らないためには,自分の考えに疑問を持つこと,日常の中での自己反省と情報の多角的な取得が欠かせません.また,自分が今持っている過去の情報を現在のものでアップデートすることも重要です.今日から思い込みの罠に気を付けて.より豊かで柔軟な思考のもと人生を送りたいものです.
(=゚ω゚)ノでは
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日々感じていること・思っていること・考えていること
Keeth Kuwahara が日々の業務・生活の中で, twitter でも facebook でもつぶやかない思っていること, 感じて…
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