幸せになれよ子どもたち
僕は子どもを幸せにしてあげようとは思わない。
子どもが「幸せになる力」をつけていくようにしたいのだ。
夢や目標に向けて進ませてあげるのでなく、それに向けて進んでいく力をつけさせたい。
乗馬を上手にしてあげるのでなく、上手になっていくための頭と身体と心を育てていきたい。
自らの力で馬を感じ、馬と対話し、お互いのより良い運動と一体感、喜びを見いだせるようになってほしい。
大人もキッズも練習の時間をすべて動画撮影しています。
練習後にそれを見ながら成長や進歩、課題を確認します。
各自がいつでも振り返れるようYouTubeにアップもしています。
一人のキッズがある仲間の動画も送ってほしいと連絡してきた。
なるほど、その日の練習はいつもより難しくなかなか難儀していた。でも仲間は同じ日に同じ馬で良い運動をしていた。
だから参考にしたい、取り込みたいのだ。
そうそう、それそれ(^_^)
自らの意志で参考になるものを求める、その気概を何より評価したい。
良い乗り手になるためにその気概が必要だから。
より良く成長したいと願うその気概が、自らを成長させていく原動力。幸せになる力。
「今日は時間がないから動画を一人だけしか観られない。自分のを見て欲しいという人は?」
一人のキッズが手を挙げた。
そうそう、それそれ(^_^)
キッズ伝言板CSNノートより『こういう時に遠慮せずに、自分のビデオを見てほしいと言わなければ学べないことがあるかもしれません。そして学んだことを自分のものにできるものも、できないかもしれません。だから遠慮せず自信を持って「見てほしい」と言ってみよう!今回のビデオだけでなく、貴重な体験をする機会などがあったらやってみよう!それで損はしない!どんどん色々なことに挑戦していこう!!』
進め、進め、子どもたち(^_^)