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地域広報誌掲載エッセイ④

はやいもので、今日で7月も終わりです。
 
noteをはじめて1ヶ月が経ちました。
私のつたないnoteを読んでくださる方、
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フォローしてくださる方、
コメントしてくださる方、
どうもありがとうございます。

月末はいつも、地域の広報誌に連載させていただいているエッセイの追い込みです。

ということで、今日も以前に地域の農協広報誌に掲載させていただいた記事を紹介させていただきたいと思います。

地域の広報誌についてはこちらに書かせていただいています。↓


今回は、先週から開幕された東京オリンピックの話題もまじえた、昨年2020年の7月号に掲載させていただいた記事を載せさせていただきます。

「ついつい夜更かし」

   今年の開催は残念ながら延期になってしまいましたが、この7月から東京オリンピックが行われる予定でした。今度は日本での開催予定なのでそうではないと思いますが、オリンピックの他サッカーやラグビーのワールドカップなど世界規模のスポーツ大会は開催地によって日本では真夜中に放送されることがよくあります。すると、やはりそういった大会はリアルタイムで観たいのでついつい夜更かしをしてしまう方も多いのではないでしょうか。
   私は朝がはやい仕事なので、夜更かしをしてスポーツ観戦をすることはほとんどないのですが、過去に一度リアルタイムでみたい競技があり、次の日起きられるか不安になりながらもいつもの就寝時間を過ぎたあともテレビを観ながら応援していたことがありました。それは2012年に行われたロンドンオリンピックの男子マラソン。知り合いや地元や近所の方が出るとなるとやはりリアルタイムで応援したくなります。
 ロンドン五輪には、関西の実家の同じ区内から3人の方がそれぞれ違った競技に出場しました。そのうち中学時代のクラスメイトが男子マラソンに出場した日には、次の日寝坊して搾乳時間に遅れないか気になりながらも彼の走りを最後まで見届けました。
 それから4年後の2016年リオデジャネイロオリンピックが行われた時は検査入院中でした。私はこの年は眠れぬ夜にイヤホンでNHKラジオの"ラジオ深夜便"をベッドの中で聴いていたのでその流れでオリンピック中継をうとうとしながら聞く感じでした。が、他の患者さんは、9時の消灯後にデイルームに集まり大きなテレビで観ていた方が多かったようで、やはり、リアルタイムで観たい方が多いようです。
 そんなリオ五輪が行われていたある日のこと、私は他のことで夜更かしをしました。
それは、"ペルセウス座流星群"。自分で動けなかった私は、毎日カーテンの開け閉めも看護師さんにしてもらっていました。流星群のピークだった夜、カーテンを閉めようとしてくださった看護師さんに開けたままにしていただくように頼みました。窓際のベッドでしたので横になったままでも夜空を眺めることができます。消灯後、同室の方を巻き混んで夜空を眺めていました。ところが次の日、なんと巻き込んだのは同室の方だけではなく他の病室の方も巻き込んでいたという事実を知り……。私がカーテンを閉めないように頼んだ看護師さんが他の病室の患者さんにも流星群のことを伝えたそうで……。反省したのでありました。
    さて、そんなオリンピックの時期を思い出している最近の私ですが、趣味の羊毛フェルトで毎晩ついつい夜更かしをしてしまっているのであります。児童文学の『トムは真夜中の庭で』の物語を思いうかべながら…。

以上、今日も過去の掲載記事を紹介させていただきました。
夜更かしについての記事でしたが、最近の私もついつい夜更かしをしてしまいます。
夏らしい花柄の布地を入手して新しい車椅子のシートカバーを作っています。
新しいシートカバーをつけた車椅子でお出かけするのが楽しみです。

今日も最後まで読んで下さりどうもありがとうございました。

今日も皆様にほっこりが訪れますように🍀

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