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【俳句幼稚園企画】ワタシのふるさと自慢 ~兵庫県~

俳句幼稚園のラベンダーさんが企画された
「わたしのふるさと自慢」

への参加記事です。

私が生まれ育った "兵庫県" で三句詠んでみました。

蝉時雨スーパー前の刃物研ぎ
せみしぐれすーぱーまえのはものとぎ
季語:蝉時雨 
場所:兵庫県三木市

私の出身地は「金物のまち」として有名な
兵庫県の三木市です。
いつも行くスーパーの前にも、研師の方が頻繁に来られていました。
買い物に行く際に、切れ味が悪くなった包丁やはさみをもって出掛け、研師の方に預けると、買い物中に研いでくれて綺麗に仕上がります。
小さい頃は、母の買い物についていかないで、職人さんの前から動かず、研いでいる様子をじっと眺めていることもありました。

そして気になるのが、『金物鷲』という、金物のまちのシンボルの鷲です。

金物鷲は、鋸・包丁・小刀・鎌など、3千以上の三木金物でできていて、重さ約1.5トン、大きさは翼が約5メートルで高さが約3メートルあるのだそうです。
現在は4代目らしくて、毎年秋に行われる三木の金物祭りなどで御披露目されているそうです。
安全上から展示期間は限られ、3~4日しか飛べない幻の鷲だそうです。
まだお目にかかれていないので、一度でも見てみたいです。



夏休みパンダコアラにラッコ見ゆ
なつやすみぱんだこあらにらっこみゆ
季語:夏休み
場所:兵庫県神戸市

私は三木市で生まれ、八才を迎えてまもなくの頃に神戸市に引っ越しました。
その後二十歳まで神戸で過ごしました。
その間に何度も行った動物園と水族館
神戸市立王子動物園と須磨海浜水族園。
単純な私は、
全国どこの動物園にも同じような動物がいて、
全国どこの水族館にも同じような魚や生き物たちがいるものだと思っていました。
ところが、大きくなってからそうではないことを知りました。
どこの動物園にもコアラやパンダがいて
どこの水族館にもラッコがいると思っていた私は、
コアラもパンダもラッコも珍しくて限られたところでしか飼育されていないと知ったとき、
「近場で頻繁に会えていたなんてとても贅沢なことだったのだ」と思いました。
今では、神戸どうぶつ王国という施設も加わり、
ハシビロコウやマヌルネコやコビトカバなどなど
また珍しい生き物たちに出会うことができます。

王子動物園のジャイアントパンダ"旦旦(タンタン)"


観劇の余韻に浸る旱星
かんげきのよいんにひたるひでりぼし
季語:旱星
場所:兵庫県宝塚市 

※旱星
炎天続きの夜にひでりを象徴するような赤く輝く星のこと。火星やさそり座のアンタレスや牛飼い座のアルクトゥルスなど。

実は、私は幼い頃からかなりのヅカファンです。
関西を離れた今も、スカパーの宝塚のチャンネルに加入して自宅のテレビで観ています。
また、radikoで毎週ラジオ関西の宝塚の番組を聴いているほど今でも宝塚歌劇の大ファンです。
物心ついた頃から家族で年に三回ほど宝塚大劇場へ観劇しに行っていました。
高校時代からは友人とも行ったり、大学時代には学校帰りに一人で寄ったりしていました。
 関西を離れた今も、帰省する度に両親と行っています。
観劇後は舞台の感動がなかなかさめず、夜になっても余韻に浸りながらふわふわ気分でパンフレットを見返したり宝塚のCDやDVDを視聴したりします。
いえ、本当は、その日だけでなくしばらくは宝塚熱の余韻に浸っています。( *´艸`)

宝塚大劇場で購入したタカラヅカキティちゃん

以上、私のふるさと自慢の三句でした。
読んでくださりどうもありがとうございました🍀

今回の企画は、
自分のふるさとを俳句で自慢しよう!
というものです。
どなたでも参加できるそうなので、
★ハッシュタグに『ふるさと自慢』をつけて
ふるさとの「スゴイところ」「紹介したいところ」などを皆様も是非詠んで見て下さいね!
8月6日(土)21時までとなっています。

今回この企画のおかげで、
"ふるさと"っていいなぁ
と、改めておもいました。
ラベンダーさん、
素敵な企画をどうもありがとうございます🐿️💕

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