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あけましておめでとうございます/今年は「ピンチ」に立ち向かう一年
横浜市戸塚区を中心に障がいのある方への福祉サービスを提供している、社会福祉法人クローバーです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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「ピンチ」に立ち向かう一年
新年の年頭に当たり、今年の課題と取組を記します。2025年は、「ピンチ」にしっかり立ち向かっていかなければいけない一年です。
まず、いまの現状
2024年、複数の利用者が介護保険サービスを利用するために他の事業所に移っていかれました。誰しもがやがては「障害福祉」から「介護保険」に移って行きます。しかし、その中には65歳より早く移らなければならなくなってしまった方や急激に介護保険サービスが必要になる方がいらっしゃいます。そこまでの予測が不十分でした。
いまの動き
いま、新しい利用者の募集を行っています。その対応においては、いまのサービスを見直したり、幅を広げなければいけない活動があります。その点を改善し、そこをアピールして新規利用者の受入を行い安定したサービスを提供してまいります。
これからの福祉サービス
福祉サービスもあたりまえのことをあたりまえにしていたら、事業の継続ができない時代です。また、福祉サービスは「事業所が足りない」と言われた時代があったことで、事業者目線で事業展開をしてきてしまいました。それが利用者の満足度の低下につながっているのでしょう。
支援者はなんのために支援をするのか、ここをもう一度考えなければいけません。福祉サービスを利用しているすべての人が支援を受けたいと思って事業所を利用しているわけではありません。皆さん、「満足」「楽しみ」「幸せ」を求めて福祉サービスや事業所を利用しています。
支援とはなにか(わかりやすい言葉で)
それに対して、そこで働く支援者は支援することがだいじな仕事だと思って働いています。しかし、目の前の課題や問題を解決するだけの対応では「支援」ではなく「作業」で終わってしまいます。
「支援」とはなにか。その始まりは、利用者の関心に関心を持つことです。その利用者は何に関心を示すのか、何をしているときに快適と感じるのか、そこを見つける、それを共有することからです。
支援者の中には、異業種からの転職やWワークの非正規職員が増えています。専門的な学びをしていない人とも共通認識を持てるようにわかりやすい言葉や内容を共有していかなければいけません。
私は…
いまの利用者が求めていること、これからの利用者が求めていること、今にぎわっている事業所のサービス、他の事業所が手をつけていないサービス、そこを調査して自分の事業に反映させていきます。