矢野浩一 | クジラ / SEKAI HOTEL | 代表取締役

不動産・建築業界にクリエイティブディレクターを増やす【不動産×デザイン×建築で事業開発 -クジラ https://kujira.ltd/】【まちごとホテル -SEKAI HOTEL https://www.sekaihotel.jp/

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【クジラ/SEKAI HOTELをもっと知りたい人へ】創業18年目に記す、代表の頭の中。

クジラ株式会社を創業したのは2007年。この10月より、18期目が始まりました。 ありがたいことに、メディアでの露出やイベント登壇など様々な機会に恵まれています。2023年には念願の「ガイアの夜明け」に取り上げて頂きました。 「もっとクジラ/SEKAI HOTELのことを知りたい!」「矢野さんは将来どんなことを考えているんですか?」などよく聞かれるので、こちらを参考にしてもらえると幸いです。 ※随時、アップデートします。 一番多い質問は…▼「なんで社名が”クジラ”なん

    • この夏、上位10%のプレイヤーになろう。

      毎年恒例のサマーインターンの募集期間が終了して、今から選考。 嬉しいことに説明会には150名以上が参加、選考応募数も過去最高となったので、例年以上の数の学生を迎え入れられるように、少し社員配置も考え直さないといけないかもしれない。 ひとりでも多くの学生に、成長を実感してもらうために僕自身もあれこれ考えているのだが、今日の朝こう決めた。 −この夏、サマーインターンを通じて「同年代の上位10%人材」になろう。 このメッセージを投げかけて、サマーインターン初日の講義を実施す

      • ガイアの夜明けで、思い出した。

        10月28日、お世話になった方々へ番組告知の連絡をしていると、友人ヒデちゃんからのLINEが。 「そんな話したっけ?笑」 ヒデちゃんからの嬉しいLINEに何故か照れてしまった。 嘘ついてごめんよヒデちゃん。 この話10年前の年末にしたのよ、二人で京都・くらま温泉に日帰りで行った日。 風呂上がりに自販機の前でこの話をしたのをちゃんと覚えてる。 あの時ヒデちゃんに恥ずかしげもなく語った夢のうちのひとつが、今日叶いました。 夢を語った頃の話2007年にクジラ株式会社を

        • 【2023年春】これからの“働く”について思うこと

          2020年以降、長らく「制限のかかった暮らし」に慣れてしまいました。 しかし、この春から新しく動き出そうと思ってる人も多いのではないでしょうか?僕もその一人です。 ちょうど40歳になりました。 15年会社経営を続ける経営者として、ひとりの社会人として、これからの“働く”ってことについて少しだけ記します。 働くの語源働くとは、「傍(はた)を楽にする」という意味があります。自分以外の人を楽にさせるということですね。 身近な人を助ける、楽しませる、寄り添ってあげる…などい

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        • Internship magazine
          8本
        • SEKAI HOTEL創業者のnote
          5本
        • 漫画処方箋
          3本

        記事

          地方の魅力を“個性”にするまでの話〜富山ホテルOPEN秘話

          「この街には何もない」 もう聞き飽きた。 日本の地方には、こんなにも素敵なタカラモノがそこらじゅうに転がってるじゃないか。 2022年12月23日。 大阪を拠点にチャレンジし続けるSEKAI HOTELは、富山県高岡市でSEKAI HOTEL Takaokaオープンの日を迎えた。 たかおか?2018年11月。 「高岡ってどこよ?」と思って調べたが、大阪からは3時間以上かかる。 僕が所属する公益資本主義推進協議会(通称PICC)の本部からの依頼で、僕は富山県高岡市

          地方の魅力を“個性”にするまでの話〜富山ホテルOPEN秘話

          平成版不動産屋の思い出。“ローラー物調”という修行。

          僕は19歳から不動産業界に勤めている。今年でちょうど20年。 会社の電話が鳴って、僕が出ることもたまにある。 きっとお客さんを目の前にして電話してきているのだろう。若い声で、すごく丁寧に確認してくる不動産業者につい、物足りなさを覚えてしまう。 僕が新人不動産屋として走り回っていたのは平成の中盤。スマホなんてまだ普及してなかった。 こんな日常のなんてことない電話のやりとりで、懐かしくも苦しかった下積み時代を思い出す。 シーズンは終わった入社してすぐに20歳を迎えゴール

          平成版不動産屋の思い出。“ローラー物調”という修行。

          【まちごとホテルをやってみた】SEKAI HOTEL(セカイホテル)

          SEKAI HOTELは「初めて訪れる旅先の日常(=ORDINARY)を楽しむホテル」である。 構想段階から5年、SEKAI HOTELは2017年大阪に一号店をOPEN。6月で5周年を迎える。 そりゃあもう準備に準備を重ねて… と、言いたいところだけど、実際は妄想ばかりが先走ってしまい、一号店OPEN以降、失敗のオンパレード。 さらにコロナの追い討ちが来て、とてもじゃないけど順風満帆には程遠い事業になってしまった。笑 きっかけ「なぜSEKAI HOTELをやろうと

          【まちごとホテルをやってみた】SEKAI HOTEL(セカイホテル)

          デザインに携わるディレクターという職種の皆様へ。

          まさか自分がデザイン領域の仕事をするなんて。 住まいや店舗デザイン、WEBサイトを作るための写真やイラストの素材など、「お客様の課題解決を目的として、日々デザインと向き合う」という刺激的な毎日。 19歳で不動産業界に飛び込んで約5年、2つの会社で営業を経験しました。 24歳の時、2007年にクジラ株式会社を創業して数年すると「本当に課題解決をしたければ、デザインの力がいるのでは」という仮説が浮かびました。 デザインというものに全く無縁だった僕に、そう思わせてくれたのは

          デザインに携わるディレクターという職種の皆様へ。

          【新しい旅の選択肢】街まるごとホテル?「まちごとホテル」を知ってほしい!

          旅行といえば、普段味わうことができない非日常を求めて特別な時間を過ごすための選択肢。歴史を肌で感じるものや、自分へのご褒美としてのリゾート、国内であれば温泉旅行も人気。 そして最近では「旅先の人と触れ合う」というような新しい選択肢も人気急上昇中。SEKAI HOTELはそんな新しい旅の選択肢を日々研究・発信しています。今日は注目の街まるごとホテル、「まちごとホテル」について解説していきます。 まちごとホテルとは「分散型ホテル」「街まるごとホテル」とも呼ばれ、海外ではイタリ

          【新しい旅の選択肢】街まるごとホテル?「まちごとホテル」を知ってほしい!

          サイバーエージェントのWHYって何だろう。冬の読書感想文2022

          新年あけましておめでとうございます。 高校生ぶり?中学生ぶりに読書感想文を書きました。課題図書は「WHYから始めよ!インスパイア型リーダーはここが違う」。 僕が代表を務めるクジラ株式会社、SEKAI HOTEL株式会社ではインターンであれ、社員であれ、面接から入社までのどこかのタイミングでこの読書感想文を提出してもらう。 書いてもらう理由は、 ①「選考でそこまでするのは面倒」という人には辞退してもらう ②履歴書などでは把握しきれない、提出者の物事の見方や言語化力を示し

          サイバーエージェントのWHYって何だろう。冬の読書感想文2022

          夢の国で、働いてみる。

          憧れの場所、夢の国。 ゲートをくぐれば、色とりどりの建物やキャラクターにあふれている。 流れる音楽も心地よく耳に入ってくるし、たくさんのスタッフさんが笑顔で話しかけてくれる。 刺激の強いアトラクションを好む人、あっと驚くようなパフォーマンスが売りのショーを好む人、歩いているだけで楽しめる雰囲気や世界観を好む人、 パレードも魅力的だし、無数のお土産を見ていても飽きない。 「楽しむこと」だけに集中し、楽しみ方は十人十色でいい。ここでは、全ての人を等しく扱ってくれる。

          8月にホットコーヒーを買う。

          19歳で不動産業界に就職した。 「自分の力を数字で示したい」という思いと、”スーツ着て、若くして大きなお金を動かす男”への憧れだけで、自分のファーストキャリアを決めた。 20年近く経って、今思う。 あれはとんでもなくブラック企業だった。 2年5ヶ月。しっかり覚えてる。2003年1月31日から2005年6月20日まで働いた。 最後は上司である専務に電話口で怒られて、「そんなんやったら今日辞めてまえー!」と言われ、「ああ辞めますよ!」と言って辞めた。 絵に描いたような

          “ワンストップリノベーション”って何?

          最近“ワンストップリノベーションなら〜”のような広告を良く見かけるようになった。検索してみても実にたくさんの企業がワンストップリノベーションを謳っている。 不動産購入、ローン計画、設計、施工までをひとつの会社がまとめて請け負う”ワンストップリノベーション” なぜ今注目されているのだろうか。 消費者が求めているモノ。消費者が求めているのは、屋根と扉のついたハコなのか?それともインスタ映えするようなコーディネートされたリビングなのか?住まいとしての価値ではなく、将来高く売却

          “ワンストップリノベーション”って何?

          たったひとり、そばにいただけで。

          調理師の専門学校を卒業して、僕は不動産屋になった。24歳でクジラ株式会社を設立し、今年で14期目である。 「なんで調理師学校出て、不動産!?」と良く言われるが、実はもうひとつエピソードがある。 高校三年生の春というタイミングで専門学校への進学を決めた僕に「なんで普通科の進学校出て、調理師学校!?」とみんなが聞いてきた。 浮いていた。なぜか高校のときは、一年生の頃から微妙に浮いていた。イジメられていたとかではなく、なんか浮いていた。 誰かと少し仲良くなって「自分の居るべ

          たったひとり、そばにいただけで。

          お土産がもらえないなんて不公平だ。

          「世の中不公平ですからね 笑」 ニヤリと笑う女性スタッフは、僕の目の前で誰かが買ってきただろうどら焼きの、最後のひとつを美味しそうに食べ始めた。 またしても僕は、お土産を食べることにたどり着かなかった。 クジラ株式会社を創業して14年目。 弊社には「旅先でのお土産を人数分買ってこなくていい」という不公平なルールがある。 弊社独自の慣習。「人は多くの場合、等しく横並びに扱ってもらえない。」 という社会における事実を、弊社内では皮肉とユーモアを込めて「世の中不公平です

          お土産がもらえないなんて不公平だ。

          【後編】大学に行ってない創業13年目社長のルーティンを並べてみた。

          こんばんは。 前回“ルーティンについて書いてみよう”と思って書き出してみると、意外に多くてびっくりした。 前回書ききれなかった分を今日は書こう。そしてドラクエ11(クリア済2周目)をやって寝よう。 14.スタッフと“コンビニに行くこと”を大切にするこれは全スタッフにも推奨している。 「コンビニに行く時は、好きなタイミングで行って良いから、“誰かと”行きなさい」 オンタイム(勤務中)のコミュニケーションも大切だけど、オフタイムも大切。 その中でも小休憩にコンビニに行

          【後編】大学に行ってない創業13年目社長のルーティンを並べてみた。