『絡新婦の糸:警視庁サイバー犯罪対策課』中山 七里
SNSの恐ろしさを再認識する。
アカウント名は『市民調査室』。
その発言は多くの人に影響を与え彼を教祖の様に崇める輩が続出。
正論の中にフェイクを交え、ネットの海を巧みに泳ぐさまに胡散臭さしか感じない。
デマはフォロワーが拡散する事で事実にすり替わり、何の罪もない人達が追い詰められていく。
サイバー犯罪対策課の延藤と共に、なかなかボロを出さない『市民調査室』なる人物を追い続けた。
匿名性を盾にしたSNSの誹謗中傷の数々。
言葉は使い方次第で凶器へ変わる。
顔が見えなくても向こう側に同じ人間が存在する事を忘れてはいけない。
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拙い記事を読んでくださってありがとうございます💗