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放送大学8年生

平成31年(令和元年)に放送大学に入学しました。当時は心理学を学んで資格を取りたいと思っていたので昔の大学での履修内容を利用して3年次に編入したので在籍期間は6年ですが8年生です。
保育士になる前から心理学には興味があって世界一不可解な「自分とは何か?」を知りたいと思っていたのですが当時は忙しいこともあったのですが二人の子どもたちの学費もあるのに自分まで学生になることは思いも寄らなかったので諦めていました。子どもたちも社会人となって母の介護はあるものの時間も自由になるお金も少しはできたし勤務先のこども園が学校法人だったので職員共済の割引も受けられるということがわかって思い切って入学することにしたのです。
始めのうちは欲張って取れる限りの科目を受けて試験と面接授業のために有給休暇を使い果たして頑張りました。難しい科目も多いし覚えることは膨大なのに低下した記憶力は学んだ先から忘れてしまう繰り返し。何時も何度でも見直せる放送授業でなければ絶対に単位取得は不可能でした。職場の皆さんの協力と努力の甲斐あって2年で単位を取得して認定心理士の資格をいただくことができました。
その後は公認心理士の資格に挑戦を目論んでいたのですが国家試験の前に放送大学での実習科目を受けなければなりません。しかしコロナ禍で実習の受け入れ先がなくなって席の奪い合いに勝ち残らなけばならない上に首都圏での授業と実習に参加するという大きなハードル。費用はもちろん要介護の母を置いて長期に家を空ける訳にもいきません。選抜試験も不合格で資格取得は諦めました。
それからは興味の赴くまま面白そうな授業を選んで学んでいます。各地の学習センターでの面接授業は旅行気分で楽しんでいます。面接授業以外にも勉強会にも参加させていただいて先生に質問したり受講生の方と顔見知りになってお話する機会も増えました。去年からは大阪学習センターの中国語サークルにも参加してネイティブの先生に中国語を教えていただいています。
4月からの再入学の手続きも済ませました。これからも自分のペースで学び続けたいと思っています。

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