ワールドマスターズゲームス2025その①

#スカッシュってタグを付けておきながら自己紹介にスカッシュのことを何も書いていませんでした。実は最初の大学時代（1980年代）に体育会のスカッシュラケット部に所属していました。今から40年以上前のことです。
当時は国内でプレーできるところはとても少なくて庶民の子ども（学生）がスカッシュをするには大学の部活か同好会に入るしかありませんでした。たまたま入学した女子大学にクラブがあって友達のお姉さんの友人がスカッシュラケット部の部長をされていたので友達と一緒に見学して「関大・関学と合コンできるよ」という甘い誘いにまんまと乗せられて入部。結局4年間大学よりコートに居る時間の方が長いような生活を送りました。その甲斐あって大学選手権団体戦三連覇・個人戦二連覇という華々しい成績を収めて当時のスカッシュ界ではちょっとした有名人だったかも知れません…とはいえ全日本ではベスト8止まりで代表選手になることもできなくて残念な気持ちのまま社会人になって上京してスカッシュとは無縁の3年間を過ごしました。
それでもやっぱり心残りがあったのか…東京での仕事を辞めて大阪に戻ってまたラケットを握っていました。派遣の仕事をしながら練習してコーチのアルバイトもしていましたが大した成績も残せないまま結婚・出産・子育てと今度こそ本当に競技とは無縁の30年を過ごしてきました。
ところが…還暦になった年に同級生に誘われて新しいコートのオープニングイベントでチームを組んで試合に出ることになったのです。結果は散々でサーブも入らなくてハンディキャップを途中で下げてもらっても全然ダメで悔しかったけどひと月やそこいらの練習で何とかなるほど甘くないのは当たり前。試合が終わったらやめるつもりだったKONAMIのメンバーになって今も練習を続けています。そして何と！今年の5月台湾で開催されるワールドマスターズゲームス2025にエントリーして出場することになりました。
ローカルのファンイベントからいきなりワールドマスターズゲームスっていうのも驚きですが何故そうなったのか？は次回に続く…