走る電車 と 本を読む
走っている電車のなかで
本を読むのが好きだ。
ふたつのことが、同時に、
無理なく(ここ大事!)、
進んでいるときの感覚が
昔から好きだった。
物理的な移動 と 進行する物語。
ふたつの時空が交差しながら過ぎる時間は、
嬉しい。得した気分にもなる。
時空のクロスオーバーは、
電車に限ったことではない。
飛行機。
石垣島に向けて飛ぶ時間に、
小樽の歴史をたどることだって できる。
なんという贅沢!
目的地にむかう電車や飛行機から
景色を眺めるのも悪くない。けれど、
自分がどこかに運ばれながら
ページを開く瞬間の、
あの高揚感は、代案のない贈りもの。
走る電車 で 本を読む って、
ありがたい体験。
素敵なことだと思いませんか。
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ありがとう🤎ございます。お気持ち、大切にします。これからも、ぜひ、お立ち寄りください。