桃。から離れて
「食」にまつわるエッセイや小説は、
数かぎりなくあり、
くだもの をとりあげた文章も多々。
梶井基次郎ともなると、
登場のさせかたも巧みで、
刺客のごとく、
檸檬 を送りこんでいる。
わたしが くだものについて書くとしたら、
何を選ぶか、勝手に考えてみた。
まず、くだものエッセイ
---そんなジャンルあったっけ?---で多いのは、
出回る時期が短いものだ
---こちらの勝手なイメージ---。
桃 とか、枇杷 とか。
昔なら 苺 というふうに。
たしかに旬の時季が短ければ、
希少価値はあがる。
思いも募る。
では、もう少し純粋にアプローチしてみよう。
わたしの発見は(大袈裟な言い方!)、
「火を通しても」美味しいこと。である。
なかでも、洋梨 と 林檎 に注目したい。
朝摘みのそれも みずみずしくて美味だけれど、
焼いた、あるいは
フランベしたものにはかなわない。と思う。
独断的偏愛に満ちた、くだものエッセイ。
いつか、書いてみたいテーマです。
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