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犬飼那乃は、理想とする世界の実現のために旅するデザイナーになった。

仕事との向き合い方は人それぞれ。誰と、何を、どうやって、なんの為に働くか。そこに価値観や生き方が表れるような気がします。そこで、さまざまな人に聞いてみることにしました。「あなたにとっての働くとは?」を。今回話を伺ったのは、クラウドオフィスRISAの開発やweb制作、自身でも動画撮影を手がけるなど幅広く活躍するデザイナーの犬飼那乃さんです。

犬飼さん1

犬飼那乃(いぬかい・なお)|株式会社OPSIONデザイナー。学生時代は工業高校デザイン学科にてグラフィックデザインを3年間、専門学校webデザイン学科にてwebデザインを2年間学び過ごす。2019年4月東京の制作会社への入社を期に上京。webデザイン・DTP・SNS広告・動画制作などを担当。常識に囚われない働き方を実現する為フリーランスデザイナーとしての活動を開始。2021年4月に仮想オフィスという無限の可能性に惹かれ株式会社OPSIONへ入社。|趣味:旅行/楽器演奏/ものづくり @___na_o5

犬飼さん2

常識と慣習に囚われない生き方

犬飼さん3

——犬飼さんは普段どんなふうに働いているんですか?
現在はクラウドオフィスRISAというバーチャル世界へ出勤し、UI/UXデザイナーとしてフルリモート・フルフレックスで働いています。RISAとはアバターで仮想3D空間に出社する新しいバーチャルオフィスです。まるっとしたアバターがとても可愛いです◎ フルリモートなので働く場所に囚われず、地元岡山と大阪(京都)、東京、福岡などを行き来して働きながら生活しています。趣味が新しい土地の美味しいものを見つけることなので、ウイルスが落ち着いたらまた行ったことのない土地を探索してみたいです。

——新しい働き方ですね!それは昔からですか?
いえ、以前は東京の制作会社へ出勤していました。もともとド田舎娘だったので都会の街にもまれ毎朝満員電車と戦いながら通勤していました(笑)(東京メトロってなんぞや)

——リモートになったきっかけはありますか?
いろいろありますが、一番のきっかけはコロナによる緊急事態宣言ですね。当時私は東京の会社に勤務してたんですが感染対策のためにほとんどの業務がリモートになっていって。初めてのリモート環境でどうなるか不安に思いましたが、実際に出勤していた頃よりも通勤の負担が減り空いた時間を自己投資に費やせたりなど、想像より快適に働けてしまったことにびっくりしました。

——コロナでの働き方の大きな変化といえばやはり“テレワーク”ですよね。その後はどうしたんですか?
毎日決まった時間に同じ場所へ通勤し決まった時間に帰るというスタイルにもともと疑問を感じていたので、リモート環境になってから居住地や時間に関係なく自分らしく働きたいという想いがより強くなり、そんなときに前社でお世話になっていた先輩からお誘いをいただいてフリーランスデザイナーとしてお手伝いをすることになりました。

——フリーランスになってデメリットなどはありましたか?
そうですね。。フリーランスになってからは自分の時間軸で生活ができるようになったのでメリットの方が大きかったですが、やっぱり仕事のビデオ通話やチャットだけではコミュニケーションが不十分で寂しいのはありましたね::孤独感というか…(笑) 欲張りかもしれませんが オフィスのように人々が集まれて、自然とコミュニケーションが生まれる「居場所」と仲間だと言える存在がやっぱり欲しいなって思ってました。

——それは改善されそうですか?
今はクラウドオフィスのRISAというサービスに出会い改善されつつあります。
仮想オフィスというものの存在を知ったときは驚きましたが、OPSIONさんの「セオリーや固定観念、慣習に囚われず、何事においても常により良い選択は何かを考え続ける」というスタンスと「より多くの人の良い働き方の実現に貢献したい」という考えに強く惹かれ、自分もこの無限の可能性をもっと多くの人に知ってもらいたい。サービスを良くするためのお手伝いがしたいと思い、2021年4月に株式会社OPSIONに入社いたしました。仮想オフィスという一つの新しい「居場所」ができたようでとても心地がいいです。

犬飼さん4

——では今の働き方は犬飼さんに合ってるんですね。
そうですね。仕事の合間に雑談が生まれたり、思い立った時にすぐ相談などができるのが一番嬉しいです。また、働くみんなの姿が見えているのでオフィスに集まっているような体験ができたり、アバターのリアクションも豊富なので会議中のアクションが見て取れたりと、賑やかでとても楽しいです。

——最初は戸惑いもあったんではないですか?
初めはちょっぴり戸惑いました。 仮想オフィスといっても喋っている方のお顔を見ることができないので、慣れるまではどなたが喋っているのかがわからなかったり・・実際の(リアルの)様子が見えないので声をかけづらかったりなどはありましたね。実際に現在の社員さんほとんどの方のお顔を拝見したことがないです(笑)

——それにはどうやって対処(ハック術)したんですか、教えてください
声を掛けづらいということは、相手のことをよく知らないからだと思うので、入社当時は隙あらばいろんな人にお声掛けしていました。またRISAではアバターの頭上に「資料作成中」「お昼休憩いってきます〜」「MTG中」など自分の気分や状況を示すことができるので、いかにツっこんでくれそうな一言を書くかなどを工夫していました…!笑

犬飼さん5

想いをひらくものづくり

——そんな犬飼さんが目指す理想のライフスタイルってどんなものですか?
いつか綺麗なお嫁さんになってカッコいいママになって頼もしいお婆ちゃんになるのが夢なので。家族と一緒に毎日朝ご飯を食べて、家族の隣で仕事して、日が暮れたら晩御飯を作ってみんなで食べる。そして思い立ったときには旅に出れる。そんな生活が理想です。

——犬飼さんにとって、働くとは?
私にとって働くことは成長と幸せを感じるための手段です。
初めて入社した会社の時の話ですが、当時私は「とにかく働く!ひらすら目の前のこと頑張る!おらおら!」という猪突猛進スタイルでした。けど、ある日「頑張る理由なしに頑張ること」がいきなり無理になってシャットダウンしまったんです。プツンと。抜け殻みたいに。
目標がないのに頑張るというのがとにかくすごく苦しくて、毎日訳がわからなくて泣きそうになったり、身体は起きているのに心が会社に行けないような日々でした。泣きながら電車に乗った日もありました(笑)
そこでこのままじゃまずいと。一旦自分の幸せの為だけに振り切って頑張ってやろうと「自分が幸せって感じる瞬間」をひたすらメモに書き出してみたんです。美味しいものを食べる時だったり、家族や友達と過ごしている時だったり、新しい人や場所と出会うことだったり、。。
書き出しているうちに、自分にとって「ものづくりで誰かを喜ばせること」はちゃんと幸せな瞬間であるんだと再認識して。そこで「自分にはちゃんとやりたいことがあったんだ」と気付くことができたんです。誰かが喜んでくれるのが私の幸せで、それが結果仕事になって、自分にとっての至福の時間が=働いているってことになれちゃったら最高だなって(笑) なので、すべてにおいて「人間が幸福になるにはどうすればいいか」という考えが根底にあると私は思います。技能や知識は道具に過ぎなくて。仕事だけにとどまらず「自分の強み」を知ってどのように生きていくかを見定めていくことが大切だと思います。

——なるほど、ありがとうございます。最後に犬飼さんと同じような悩みを持つ方(新入社員)へメッセージをお願いします。
仕事にやりがいを求めるならば、自分に合った仕事を「探す」ではなく、目の前の仕事を楽しくする「仕事づくり」をすることが近道だと思います。職業名も本来の型に当てはまらずに人の数だけ仕事の名前があってもいいのになーって思うんです。"わくわく職人"とか・・"サプライズデザイナー"とか...(ネーミングセンス皆無) ”デザイナー”や"エンジニア"などという職業名に縛られず自分自身でいるための「仕事づくり」を皆さんにもしていって欲しいなって思います。皆さんの力強いご活躍をお祈りしています。

終わりに

第1回「あなたにとって働くとは?」はいかがでしたか。ニューノーマルな働き方を提案するクラウドオフィスRISAに、皆様の「働くとは」をお聞かせください!

【クラウドオフィスRISA 紹介動画】
https://www.youtube.com/watch?v=DIH1O5NRCY4
【クラウドオフィスRISA 】
https://risa.ne.jp/?utm_source=note&utm_medium=blog&utm_campaign=20210603
【バーチャルオフィス2週間 トライアルお申込みフォーム】
https://share.hsforms.com/1e0UtavUASwWRu77V-vO3Fw5e73y


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