見出し画像

他業界の知見を武器に!情熱にあふれた1人目ISが語る奮闘と未来への挑戦

【プロフィール】
上原 郁也(うえはら いくや)Inside Sales
大学中退後、株式会社光通信の代理店に入社し、Field Sales(FS)や新規事業の立ち上げに従事。2社目の株式会社サーキュレーションではInside Sales(IS)の立ち上げを担当し、IT業界や製造業界を中心に経験を積む。その後、薬局向け電子薬歴などを提供する株式会社カケハシに転職し、ISのMB領域の立ち上げやMedium Business領域のFSに従事。幅広い業界での知見を活かし、2024年6月に、1人目のISとしてCloudbaseにジョイン。ISの立ち上げに取り組んでいる。

まずは、自己紹介をお願いします。

2024年6月に1人目のInside Sales(以下、IS)としてCloudbaseに入社し、現在はMarketing & Inside Sales マネージャーと営業企画を兼務しています。入社時には顧客管理の情報基盤などが整っていない状態だったため、一般的なIS業務よりも基盤構築に注力してきました。
趣味は筋トレと料理です。週に4回ジムに通いながら、健康的な生活を心がけています。

Cloudbaseで主に行なっていることを教えてください。

現在は、正確なパイプライン管理や効果的なマーケティング活動を実現するための基盤構築を行なっています。具体的には、音声クラウドサービス「Zoom Phone」や商談の解析を行う「amptalk」、展示会オペレーションを最適化する「Ask One」といったツールを導入し、運用しています。直近ではビジネス・インテリジェンスデータプラットフォームを提供している「Zoominfo」の導入をしました。特にAsk Oneはセミナーで何度か運用を行い、生産的な活動に繋がってきているので、今後はこのツールの内製化にも取り組みたいと考えています。

Cloudbaseの運営体制は、各チームが非常に密接に連携し、ほぼ同じ部署のように協力して動いていることが特徴です。ISと各チームとの連携を例に挙げると、例えばSalesチームへは、ファーストピッチやアカウントプランを細かく提示し、初回商談の精度向上を図っています。また、Marketingチームとの連携では、メディア施策や展示会施策を活用して、初回商談数の増加やCPA(Cost Per Action/Cost Per Acquisition、顧客獲得単価)の抑制にも取り組んでいます。日々、ISとMarketing双方が協力しながら、成果を上げるための活動を進めています。

面白さややりがいを感じる場面を教えてください。

ISの仕事では、戦略的に物事を考えて課題に取り組むことが求められるため、そのプロセスにやりがいを感じています。例えば、ターゲットの精査や、初回商談から受注までのリードタイムをどう短縮するかを常に工夫しながら進めていく点が面白いです。

特にCloudbaseでは、エンタープライズのお客様をメインにしているため、パイプラインが途中で停滞している場合でも、別の視点から新たなアプローチを試みるチャンスがあります。幅広い提案を行い、ビジネスに大きなインパクトを与える方法を模索することができるところが、ISの醍醐味です。常に新しい挑戦があり、取り組めることが尽きない点に、この仕事の魅力を感じています。


営業の本質とは?「ものを売る」を超えた価値提供

これまでの経歴を教えてください。

大学中退後、株式会社光通信の代理店に入社し、Field Sales(以下、FS)や新規事業の立ち上げに携わりました。成果に応じて年齢に関係なくチャンスが与えられる環境で、チーム一丸となって売り上げを伸ばす経験を積みました。また、お客様のニーズに応えることがビジネスの本質であることを実感し、光通信系ならではの幅広い商材を活かした提案活動にも取り組みました。

2社目の株式会社サーキュレーションでは、ISの立ち上げを行い、主に製造業界を担当しました。商談を進める際には多くの部署が関わるため、お客様との連携が非常に重要です。各部署との調整や商談全体の進捗管理、リードタイム短縮の難しさを経験しましたが、同時にこの仕事の面白さも感じましたね。

その後、薬局向け電子薬歴などを提供する株式会社カケハシにて、ISのMedium Business(以下、MB)領域の立ち上げとFSを担当しました。薬局業界は頻繁に法改正があるため、常にその対応が求められます。顧客の業務フローに深く関わる基幹システムの提案を通して、ツールの導入にとどまらず、業務効率化や課題解決を支援する経験を積むことができました。

これまで営業担当として異なる業界に挑戦してきましたが、どの業界でも「お客様のニーズに応え、価値を提供する」という本質は変わらないと強く感じています。

Cloudbaseに転職をしようと思った背景を教えてください。

アーリーフェーズの事業立ち上げに携わりたいと強く思うようになったからです。カケハシでは、シリーズBの200名規模の組織が急成長する過程を経験しましたが、初期メンバーから「創業当初やシリーズAの時はこうだった」と語られる話を聞くたびに、シリーズAの段階で事業がどのように成長していくのか、自らの実体験として学びたいと感じました。

少人数で成果を最大化しながら、組織を拡大していく難しさと、その過程で得られる成長は、非常に貴重な経験だと考えています。Cloudbaseのようなアーリーフェーズの会社で、チームと共に事業を一から作り上げていくことは、私にとって大きなチャレンジであり、キャリアにとっても重要なステップだと確信しています。

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

楽しむこと成果にこだわること、この2つを大切にしています。

“楽しむ”ためには、常に思考を止めないことを心がけています。例えば同じ作業を繰り返す場合も、「この仕事がどんな価値を生むのか」、「どのように改善できるか」を考えながら取り組むことで、単なる作業以上の楽しさを見出せますよね。新しいアイデアや課題解決のヒントは、考え続けることで生まれるものです。それをメンバーと議論し、形にしていく過程が非常に面白く、やりがいを感じる瞬間でもあります。

また、”成果にこだわる”というと、数値や結果だけが重視されがちですが、私はそのプロセスや準備も同じくらい重要だと考えています。最終的な結果がどうであれ、その過程で得られた知見や経験をナレッジとして共有することで、チーム全体の成長を促し、さらなる成果に繋げることができるためです。短期的な結果だけでなく、将来を見据えた取り組みが、長期的な成功を支えると信じています。


守りだけじゃない、”攻め”のセキュリティ

Cloudbaseの魅力はなんですか?

肩書きにとらわれず、柔軟に動けることです。多くのメンバーが自分のロール以上の仕事に意欲的に取り組んでおり、その挑戦が会社全体の成長につながっています。私自身も入社5ヶ月目から営業企画を兼務し、現在はMarketing & Inside Sales マネージャーとしても活動しています。手を挙げれば、新しい役割を担うチャンスを得られるのが魅力です。

また、会社としての成長の余地はまだまだありますが、全員がその課題に真摯に向き合い、積極的に解決しようとする姿勢でいます。若い経営陣を経験豊富なメンバーが支えながら、チーム全体で協力して問題に取り組むプロセスは非常にスムーズであり、改善スピードが速いのところもCloudbaseの強みです。

働く中で印象に残った出来事はありますか?

セキュリティは「守る」だけでなく、「攻め」にも活用できるということです。例えば、新規事業開発でクラウドを活用する際、従来のDevOpsでは、開発と運用の効率化が主な目的で、セキュリティは後工程として扱われることが多く、リリース後にセキュリティ上の問題が発生するリスクがありました。

一方、DevSecOpsの体制を導入すれば、開発と運用のスピードを保ちながら、セキュリティ対策を早い段階から組み込むことが可能です。これにより、リードタイムを短縮しつつ、セキュリティリスクを最小限に抑え、より早く製品をリリースできるため、事業に大きなインパクトを与えることができます。セキュリティが守りだけでなく、攻めの戦略にも活用できる点が非常に興味深いと感じました。

DevOps・・・開発(Development)と運用(Operations)を効率的に統合し、ソフトウェアの迅速なリリースを目指すアプローチです。主な目的は、チーム間の連携を強化し、開発サイクルのスピードと柔軟性を向上させることです。

DevSecOps・・・DevOpsに加えて、セキュリティ(Security)を統合したアプローチです。これにより、ソフトウェア開発ライフサイクル全体にセキュリティを組み込み、セキュリティの問題を早期に発見・解決しながら、迅速なデリバリーを実現します。

苦労したエピソードを教えてください。

1人目ISの宿命ですが、データ整備に苦労しました。私が入社した時は、Salesforceにデータ入力をしきれていなかったり、リードが溜まっていたりと、データ整備がほとんどされていない状態でした。未完了のものが存在すると、パイプライン管理や顧客分析、顧客関係の悪化、マーケティング活動効果の低下など、多くのリスクやデメリットが生まれます。そのような背景から、まずはSalesforceのデータ整備を行いました。

別観点では、セキュリティ業界ということもあり、クラウドやセキュリティに関する情報のインプットにも苦労しています。セキュリティの構造や歴史を理解しながら、関連知識を身につけていくのは容易ではありません。加えて、急速に変化をしている業界であることから、常に最新情報を追い続けることが求められるため、今後もインプットを継続していく予定です。

大変ではあるものの、このような課題に対しては、メンバーからのアドバイスや社内のサポートに非常に助けられています。商談動画や資料を見て疑問が生じた際には、すぐにメンバーに質問できる環境も整っており、大変心強いです。


Unlockを実践し、ミッション達成へのブレイクスルーを加速

バリューに対する印象を教えてください。

特に「With」というバリューがCloudbaseの象徴だと感じています。
入社時に全社員が受けるオンボーディングプログラムはもちろん、日常的にメンバー同士が連携し、助け合いながら業務を進める文化が根付いています。お客様に対しても、会社全体で最大の価値を提供しようという姿勢があり、非常にポジティブな雰囲気の中で仕事ができています。

「Unlock」については、まだシリーズAフェーズの企業ということもあり、日々バリューを体現できていると感じます。その中でも、さらに事業全体にインパクトを与えるために、今後は全メンバーが視座を高めた上で「Unlock」を意識していけると良いと思っています。

Cloudbaseは、メンバー同士の仲が良く、優しい人が多いことも魅力の一つです。そのため、人間関係などでストレスを感じることはほとんどありません。この良好な雰囲気を保ちながら、次のステージ、さらにその先へと成長を続けるため、現状に満足せず、常に新しいアイデアや取り組みを進めていくことが重要だと考えています。Cloudbaseのバリューの実現には伸び代があり、今後さらに磨いていけると感じています。

ミッションに対する印象を教えてください。

すでに多くのエンタープライズのお客様に導入いただいていることから、このミッションを実現する為のスタートラインには立てていると思います。しかし、「いつか」ではなく、近い将来に達成するためには、より一層「Unlock」や「With」といったバリューを意識して行動することが必要です。これらのバリューを日常的に実践することで、組織全体のカルチャーをより向上させ、ミッションの実現に向けた成長を加速させていきたいと考えています。

今後Cloudbaseでどのようなことに取り組んでいきたいですか?

基盤構築がもうすぐ一段落するので、早く本格的にIS活動をしていきたいです。まずは自分で成果を出しながら、素敵な仲間の採用を進めて、ISの内製化をしていきます。Cloudbaseには優れたメンバーが揃っているため、会社としての成長だけでなく、セキュリティ業界全体に対しても認知や認識を変えるような動きをしていきたいです。特に日本では、クラウドセキュリティの優先度はあまり高く設定されていないケースが多いため、その重要性を多くの企業に理解してもらえるよう、取り組んでいきたいと考えています。

どのような方にCloudbaseへ来ていただきたいですか?

胆力と思考体力のある方に来ていただきたいです。CloudbaseはシリーズAのフェーズにあり、成長を支えるためには、自分を奮い立たせて困難な状況でも踏ん張れる力が求められます。このような状況を楽しみながら取り組める方こそ、Cloudbaseで大いに活躍できるのではないかと思います。新たにジョインされる方には、ぜひその力を存分に発揮していただきたいので、胆力と思考体力のある方を歓迎したいです。

最後に、候補者の方に一言お願いします。

Cloudbaseは、チャレンジしたいことにいくらでも挑戦できる会社です。努力を惜しまず、目標に向かって進める方にはぴったりの環境だと思います。ぜひ一緒に楽しみながら、チャレンジしていきましょう!
この記事を読んで気になった方は、ぜひ下記のリンクからお問い合わせください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?