![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167396596/rectangle_large_type_2_6f7516aa7452c23ddd82ce9e4b2dfdcf.png?width=1200)
「直す」まで寄り添うプロダクトに共感|お客様と共に歩むエンジニアがCloudbaseを選んだ理由とは
【プロフィール】
瀧澤哲(Tetsu Takizawa)Software Engineer
苫小牧工業高等専門学校を卒業し、株式会社CARTA HOLDINGSに入社。Web広告の管理システムを開発・運用し、データ処理のスキルを磨く。その後2024年6月にCloudbaseへジョイン。現在はスキャナーギルドとクラウドセキュリティチームに所属し、プロダクト開発に加えてテクニカルサポートを行うなど、お客様の課題解決に寄り添うソフトウェアエンジニアとして活躍している。
簡単に自己紹介をお願いします。
2024年6月に入社した、ソフトウェアエンジニアの瀧澤 哲です。社内では、「taki」と呼ばれています。趣味はボルダリングや登山、スノーボードなどで、体を動かすことが好きです。
Cloudbaseではどのようなことを行なっていますか?
プロダクト「Cloudbase」における設定ミスやコンプライアンス違反の検知項目を拡充し、整備を進めています。また、エンジニアという枠にとらわれず、プロダクトの接続支援や商談への同席といった業務にも日常的に携わっています。接続支援とは、お客様の環境に「Cloudbase」を円滑に導入し、運用を開始するまでのプロセスをサポートすることです。
一般的にこれらの業務は、プリセールスエンジニアやサポートエンジニア、カスタマーサポートといった専門の職種が対応しますが、Cloudbaseは少人数の組織だからこそ、ソフトウェアエンジニアも多様な業務に関わっています。社内や社外の様々な方と一緒に働けるのは、とても魅力的ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1735274246-HXF7DoYB8GUSe6RItPZwvQK0.jpg?width=1200)
仕事のやりがいや面白さを教えてください。
ソフトウェアエンジニアでありながら、①お客様のニーズを直接ヒアリングし、②ニーズに対応する開発を行って、③お客様に成果を届ける、という一連のプロセスを体験できることに大きなやりがいを感じています。お客様の喜びを近くで感じられることが何よりも嬉しいですね。
また、スピード感あふれる環境で、日々刺激を受けられることにも面白さを感じています。最近、私が所属しているクラウドセキュリティチームにおいて、業務の進め方が変わりました。以前は各メンバーが個別の機能開発を担当していましたが、現在はチーム全体で大規模な機能を作り上げる体制をとっています。柔軟かつ迅速な組織改革が進められる点が、チームの大きな特徴です。
加えて、メンバー間の意見交換が活発で、「こうしたらどうだろう?」というアイデアがすぐに「試してみよう!」と具体化していきます。新しい挑戦や発見が次々と生まれ、モチベーションを得ながら楽しく働ける環境です。
課題解決の先にある『ありがとう』が原動力
経歴を教えてください。
苫小牧工業高等専門学校で電子・生産システム工学を専攻し、「音の移動方向と知覚の関係」について研究していました。ですが、この研究テーマを活かして音響メーカーのインターンシップに参加してみると、そのまま就職するのは難しいと感じました。音響の理論はとても奥深く、没頭し続けられる自信がなくなったからです。この経験をきっかけに、変化が速くて多様な技術に触れながらプログラミングを行うWeb業界への道を選びました。
新卒で株式会社CARTA HOLDINGSに入社し、2年間にわたってWeb広告システムの開発・運用に従事しました。主に担当したのは、Webページに表示されるディスプレイ広告を管理するシステムの機能開発です。さらに、クリック数や購入率など広告効果を計測するシステムも構築し、大量のトラフィックに対応可能な仕組みを整備しました。
これらの仕事では、高度な技術を駆使していたため、好奇心をくすぐられて非常に興味深かったです。一方で、お客様と直接関わる機会は少なく、自分の開発したシステムが役に立てていることを実感しにくい状況でした。そこで、お客様とコミュニケーションを取れる機会を探すことにしました。
仕事をする上で大切にしていることはありますか?
誰にどのような価値を提供できるのかという観点を常に持つことです。売上など数値に表れる仕事だけでなく、お客様やメンバーの課題解決につながることも重視したいと思っています。誰かに喜んでいただけることは、自分のモチベーションを上げることにも繋がりますよね。
また、問題を先回りして解決しておくことも大切にしています。目の前の課題を消化することのみにとどまらず、将来的に起こり得る問題を予測し、先手を打つことが重要です。例えばCloudbaseでは、これまで業務の一部をアナログで管理していましたが、私はツールを使った自動チェックの方式を考案し置き替えました。このように、人数が少ない時期に属人化していたタスクを、誰でもスムーズに対応できるように仕組みを整え、将来に備えています。
所属するチームの魅力は何ですか?
ミッションである「日本企業が世界を変える時代をつくる。」を非常に大切にしていることです。クラウドセキュリティチームでは、ミッションを達成するためにチームで何ができるかについて毎週議論しています。これは、ミッションを成し遂げるために策定されたプロダクトビジョン「日本企業がセキュリティ戦略を推進できるプラットフォームを提供する」の意味や意図を明確化し、メンバー内で共有することを目的として始まりました。まだ議論は途中ですが、回を重ねるごとに考えがまとまってきています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735274331-zbODhUG8wl10fYcAxXV3Ni6I.png?width=1200)
「直す」まで寄り添うプロダクトに共感し、ジョインを決断
どのようにCloudbaseを知りましたか?
「Cloudbase」がリリースされた際に、SNSでプレスリリースが流れてきて知りました。Cloudbaseのメンバーに前職の先輩の友人がいたため、私のタイムラインに表示されたのでしょう。クラウドセキュリティというドメインを扱っていて、技術的に面白そうだと興味を持った記憶があります。また、日本のスタートアップ企業が、難しいと言われるこのドメインのプロダクトを開発したと知り、大変驚きました。
入社に至った経緯を教えてください。
転職活動の際、「お客様と直接お会いし、課題を確認して、それを実際に解決できる環境」で働くことを重視していましたが、Cloudbaseはこの条件を満たしていたので、入社を決めました。
また、プロダクトの目指す方向性に魅力を感じたことも理由の一つです。「Cloudbase」は、セキュリティリスクを検知できるだけでなく、リスク対処までを一貫して行えます。地道で大変な作業が伴いますが、そこに真正面から向き合ってプロダクトを作っている姿勢や思想に共感し、強く惹かれました。
ジョイン後の一番の成果は何ですか?
プロダクトでセキュリティコンプライアンス違反を簡単にチェックできるようにしたことです。外部で提供されているガイドライン資料を丁寧に読み込み、「Cloudbase」の診断項目と一つ一つ結びつけるという地道な作業を行いました。その結果、満たすべきコンプライアンスを「Cloudbase」上で簡単に管理できる仕組みが整備され、お客様から「『Cloudbase』の魅力がさらに増した」と高い評価をいただきました。資料を熟読した上でセキュリティ基準を満たすプロセスがいかに労力を要するか実感したからこそ、お客様をその負担から解放できたことに達成感がありましたし、喜びの声を聞けて嬉しかったです。
「With」の精神で、お客様の期待を超える対応を
Cloudbaseのバリューに対して、印象を教えてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1735274359-hqAu9mfwG8YS3056IzPgr2Wb.png?width=1200)
短くてわかりやすく、日頃から体現できるいいバリューです。
Withについては、普段から意識しているため、自然と馴染んでいる気がします。例えば、お問い合わせ対応の際には、お客様が情報を求める背景を想像し、本質的な解決につながる回答を心がけています。Cloudbaseでは、Slackの「#waiwaiチャンネル」を通じて、メンバー同士がバリューを体現した行動を称え合う文化がありますが、そこで私も指摘をいただいたことがあり、とても励みになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735274394-n7Jl5UtQhd4283ZMbSgfz9KP.png?width=1200)
今後Cloudbaseでどのようなことに取り組んでいきたいですか?
お客様の期待に応えるため、スピード感を持って開発を進めたいです。ソフトウェアエンジニアなので、「プロダクトの開発」を通じて価値を届けることを目指しています。お客様のセキュリティ戦略を本質的にサポートできるプロダクトを堅実に作り続けたいです。
世の中には多くのセキュリティ製品がありますが、お客様が求めているのは単なる機能だけではありません。例えば、「問題を最後まで解決する姿勢」や、「会社の成長性」も重要視されています。現在Cloudbaseを選んでくださっているお客様からの信頼を大切にし、その期待を超え続けることで、さらに多くの価値を提供していきたいです。
どのような方にCloudbaseへ来ていただきたいですか?
粘り強く行動し続ける力を持った方に来ていただきたいです。セキュリティの分野には解決すべき課題が多いため、着実に手を動かし続ける姿勢が求められます。
さらに、お客様が本当に求めていることを理解し、本質を考えられる方が理想的です。仕事を進める中で、課題を深く掘り下げ、Cloudbaseに不足している点を的確に見極める必要があります。なので、既存の機能や枠組みにとらわれず、新しい視点で柔軟に発想できる方を歓迎したいです。
最後に、候補者の方へ一言お願いします。
直接メンバーとお話しすることで、Cloudbaseの雰囲気がよくわかると思うので、ぜひお気軽にご連絡ください!
お問い合わせは、下記のリンクより随時お受けしております。