「note創作大賞2024」に応募して感じたこと、応募システムの提案

前回のロンドン旅行記事から3ヶ月。仕事が忙しかったり、GW中にnote創作大賞の存在に気付いたりで、すっかり投稿が途絶えていました。

というわけで、この度、生まれて初めて小説を書き、「note創作大賞2024」に応募しました。

プロットに1ヶ月、執筆に1ヶ月。本業の合間を縫っての作業だったので、正味1ヶ月半ほどかかりました。
7月16日現在も微調整中ですが、大筋はこのまま変更ありません。

応募作品について語りたい気持ちはありますが、今回は初めて応募してみて気付いたことを書きたいと思います。

応募してみて閃いたアイデア

創作大賞の記事を誰かに紹介しようとした場合、長編や連載の場合は、上記のようにマガジンを作成して記事をまとめて共有するのが効率的です。
そこでふと思いついたのが、応募専用マガジンという、新しい応募システムのアイデアです。

わかりやすいように、現行のマガジンをベースにして書いてみます。

応募専用マガジンの概要

  • note創作大賞の応募期間中のみ使用可能

  • 募集部門をドロップダウンリストから選択可能

    • デフォルトは空欄。空欄のままだと、応募(作成)不可

  • あらすじは「マガジンの説明」にあたる入力欄に記入

    • あらすじ入力欄の文字数を表示する機能あり

      • 300文字を超過したらアラートを表示

  • 通常のマガジンと同じように、投稿した記事を追加可能

    • 追加した記事の合計文字数を表示する機能あり

      • 14万文字を超過したらアラートを表示

  • 「応募(作成)」ボタンで、自動的に創作大賞へエントリー

応募専用マガジンにより防げる可能性がある問題

  1. ハッシュタグ
    「#創作大賞2024」と「応募する部門のハッシュタグ」自体を付ける必要がなくなるので、付け忘れることがありません。また、「オールカテゴリ部門」を「オールカテゴリー部門」と記入してしまうようなミスも起こりません。

  2. 応募する部門数
    ドロップダウンリストから選択する方式であれば、2つ以上の部門に応募することが不可能になるので、部門数を誤ることがありません。

  3. 第1話の文字数
    現行では第1話にあらすじと第2話以降のURLが入るので、本文を範囲選択しないと正確な文字数の確認ができません。あらすじとURLを第1話から切り離すことで、文字数を確認しやすくなります。

  4. 全文字数の確認
    応募専用マガジンに追加された記事の合計文字数が表示され、規定文字数超過時にアラートが表示されれば、文字数オーバーのまま応募してしまう可能性は減ります。

  5. 第2話以降のURL(2024/7/17追記)
    第1話にURLを入れる必要がなくなるので、URLの入れ忘れが起こりません。

さらに、「#note創作大賞で検索したときにこの応募専用マガジンが表示されるか、または創作大賞の特設ページなどに応募専用マガジンが一覧表示されるような機能があれば、作品記事がグループ化された状態で表示されるので、読者体験も向上するのではないかと考えています。

現状のように1話1記事で投稿していると、そのとき目についた作品の途中または最後の記事を読んで、興味が湧いたら第1話を探すという読み方になりやすいです。そして、その第1話を探すのが結構な手間だったりします。

応募専用マガジンがあれば、クリエイターが想定した話順通りに読者に作品を読んでもらえる可能性も高くなります。
これはミスをしたら選考対象外になるといった類の問題ではありませんが、作品としての正しいあり方を保つ上で重要だと考えています。

最後に

応募規定を守るのは応募者の自己責任であり、それは大前提です。

その上で、この応募専用マガジン機能が実現すれば、クリエイターはミスを心配することが減り、創作活動に集中できるようになります。結果として、より質の高い作品が生まれる可能性が高まります。

読者にとっては、作品を意図された順序で簡単に読めるようになり、作品の魅力をより深く堪能できるようになります。これは、ユーザー体験の向上に寄与すると考えています。

noteにとっては、使いやすく効率的な応募システムを提供することで、より多くのクリエイターを惹きつけ、プラットフォームのさらなる発展に繋がる可能性があります。

と、こうやって書くだけなら簡単なのですが、実際にこのような機能を実装するのは大変なところもあるかと思います。

私も応募作品の執筆を始める少し前から取引先の案件管理システムの設計を担当しており、それをやりながら小説を書いて応募してたら、ふと上記のようなことを思った次第です。

機能追加が簡単なことではないことは承知していますが、それでもメリットがあると思い、今回筆を執らせていただきました。

もし、note運営事務局の方がこの記事に目を留めてくださった際には、ぜひ機能追加をご検討いただけましたら幸甚です。

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