ユニバーサルデジタルカメラアダプターがやってきた!「雲写真」に一歩前進
スコープテックのユニバーサルデジタルカメラアダプターが手に入りました
コリメート法(カメラとアイピースを合わせて撮影する)のための
カメラアダプターになります。
コリメート法では天体望遠鏡のアイピースの倍率とカメラのズーム倍率を
掛け合わせた倍率で撮影できます。
使用するSONY Cyer-shot RX100で25㎜のアイピース場合
画像サイズ 光学ズーム倍率 コリメート倍率
L:20M 3.6倍 58倍
L:10M 5.1倍 81倍
L:5M 7.2倍 115倍
画像サイズの設定によって倍率が変わりますが25㎜で16倍のアイピースで
このくらいの倍率が出ます。また、画質が落ちるため
デジタルズーム(14倍)は除外していますが、
L:20Mの設定の場合224倍まで出せます。
実際にはノイズなどが出るので光学ズームを使用します。
このアダプターはVixen 天体望遠鏡 ユニバーサルデジタルカメラアダプター IIと同じタイプのアダプターです。
「雲写真」を天体望遠鏡で撮影する計画の一番キモになる機器になります。
スコープテック ユニバーサルデジタルカメラアダプターは超強力なアイテムだった!
このアダプターの魅力は何と言ってもその強度
重いカメラに耐える強度を持っています。その分重たいですが・・・
本体の重さ350gで1㎏までの重さのカメラをマウントできます。
もう一つの武器は上下左右の微動装置が搭載されている事。
カメラのレンズとアイピースのセンターを正確に調整できます。
「雲写真」の強力な武器になるでしょう。
カメラ三脚は強度が足りなかった
今、カメラの三脚を流用する計画でしたが、
先日のファーストインプレッションで問題が発覚しました。
実は風や振動で視野がブレるのです。
40倍でのインプレッションでかなりのブレを確認しました。
つまり、この状態で160倍の高倍率は不可能という事です。
そこに、この350gのアダプターは無理がありますね。
計画変更です。
天体望遠鏡用の経緯台を採用することにしました。
(当たり前だったりして・・・)
経緯台が手に入り次第、アダプターの使用レポートを発信します。