夢

父が私を愛さない夢を見た。 男らしさを失って、 勉強ばかりに気を取られて、 労働をしない私を無視して、 知らない子供を愛していた。 父を殺す夢に変わった。 猟奇的に笑いながら、 胸を滅多刺しにして、 最後に銃を撃ち込んだ。 とてもせいせいした気持ちで、 最後に私も自分を殺した。 起きたら途轍もない悲しみが押し寄せて、 タオルに顔を埋めて泣いた。 こんな夢は初めて見た。 全く躊躇いが無かった。