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LARPってそもそも何?その特徴(編集中)

 LARPってそもそも何?その特徴

LARP(ライブアクションロールプレイング)の中でもゲーム形式をとるコンテンツは、参加者がキャラクターになりきり、実際の場所でストーリーに沿って行動するゲームです。この形式では、準備されたシナリオに基づいて役割を演じ、物語の展開に直接影響を与えることが特徴です。

 TRPGとの違い、類似点

TRPG(テーブルトークRPG)とLARPはいずれもロールプレイングが中心ですが、TRPGは主にテーブル上でダイスやキャラクターシートを用いて進行します。一方、LARPは実際に身体を動かして物理的な空間で行われる点が大きな違いです。両者は参加者がストーリーを共同で創り上げる点で類似しています。SW2.0LARPの場合は、ダイスの代わりに専用のカードでランダマイザーを機能させています。

 基本的なゲームの流れ

1. 準備: 主催者がシナリオを準備します。参加者全体で、LARPをやるために必要な物品を分担して用意します(シナリオのコア部分のアイテムはGMやNPCサイドのシナリオを把握している人が担当します)
2. ブリーフィング: 参加者にルール説明と役割の説明がなされます。
3. ゲーム開始: 参加者は設定された状況下で行動をします。
4. デブリーフィング: ゲーム終了後に体験を共有し、フィードバックを行います。(プレイヤーとして感想を述べあい、キャラクターから離脱します)

 必要なもの

- 衣装とアクセサリー: キャラクターに応じた衣装や武装、特徴的なアクセサリー。
- プロップス: 物語の世界観を形成するための小道具や装飾品。
- 場所: 物語に合った環境…は、日本国内だと結構用意が難しいので、活動が許可された屋内または屋外のロケーション。(まずは屋内がお勧め。足りないロケーションは想像力で補おう)

 武器とかの用意方法

LARP用の武器は通常、安全を考慮した、壊れにくく軽く、しなりにくい芯材に、柔らかいフォームで覆い、ラテックスやダクトテープを塗布・貼付したもので作られます。日本国内では専門の店舗やオンラインで購入することができます。自作する場合は、衝撃を和らげる素材を選び、鋭利な部分は避けることが重要です。

 戦闘ルールについて(非接触戦闘についても)

LARPの戦闘は安全が最優先です。接触戦闘ではなく、振りを用いたシンボリックな戦闘が一般的です。非接触戦闘の場合、十分に距離を取り、武器を持つ手の動きで攻撃を表現し、実際には接触しません。(詳しくはルールブック参照)

 みんなで共有するべきビジョン

LARPは共同で物語を創造する活動です。参加者はお互いにリスペクトを持ち、全員が楽しめる環境を意識することが大切です。また、物語の進行に積極的に参加し、共に創り上げる意識を持つことが求められます。

 

注意しておくべきポイント


- 安全管理: すべての活動で安全を最優先に考えます。
- コンセントの尊重: 他の参加者との物理的な接触は相手の同意が必要です。
- 役割への没入: ゲーム中は役割に集中し、現実の世界の話題は避けることが望まれます。

この記事が、これからLARPを始める方々や興味を持っている方々に役立つ情報を提供できればと思います。


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