![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131741667/rectangle_large_type_2_9c29073c69c8a9f83fb754118dd8288d.png?width=1200)
Power BI Desktopのスパークライン
小さなグラフ
スパークラインは、セル内に収まる小さなグラフです(参考)。
グループ分けしたデータの傾向を把握できます。
今回作成したグラフはこちらです。
![データ出典:データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-(厚生労働省)
取得したデータをPower BI Desktopで加工して作成](https://assets.st-note.com/img/1702031731-Di7KqJ8gah.png?width=1200)
今回使ったデータは、「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(厚生労働省)から取得しました。
スパークラインの追加
まず上記サイトが提供しているCSVをインポートし、エリアごとの合計数の表を作りました。
なお、元のデータは県ごとの数値が収録されているので、地方分けできるテーブルを関連付けし、作成しています。
※県と地方の関連付けについては後述します。
![エリアごとの合計値の表を作成](https://assets.st-note.com/img/1702031732-6eyda0pULM.png?width=1200)
配置した「列」の項目(下の画像の真ん中のエリア)をクリックし、「スパークラインの追加」を選択します。
![「列」に「スパークラインの追加」](https://assets.st-note.com/img/1702031733-t8wNKjMYuM.png?width=1200)
「スパークライン」に使う要素を指定します。
「Y軸」「X軸」の設定は折れ線グラフを作るのと同様の手順です。
![Y軸に集計要素、X軸に時間要素を設定](https://assets.st-note.com/img/1702031734-KwFrJw83Fw.png?width=1200)
「セル」に小さいグラフが表示されます。
![「スパークライン」(小さいグラフ)が表示される](https://assets.st-note.com/img/1702031735-P9G4mp7w9j.png?width=1200)
グラフを加工
小さいグラフの見栄えを編集できます。
その前に、最近の傾向を把握しやすいように、X軸の期間を絞り込みます。
Power BI Desktopの「スライサー」を使い、範囲を設定しました、
![Power BI Desktopの「スライサー」を使い期間を設定](https://assets.st-note.com/img/1702031737-DGsrZAC6yc.png?width=1200)
編集メニュー(以下画像)を使い、加工します。
![スパークラインの編集メニュー](https://assets.st-note.com/img/1702031738-KeUmNcOOUb.png)
![スパークラインの編集メニュー2](https://assets.st-note.com/img/1702031739-BuJuHqwbLu.png)
「最大値」と「最小値」のマーカーを指定しました。
また、スパークラインとして棒グラフも選べるので、並べて表示させています。
※最初に載せたグラフと同じです。
![「最大値」と「最小値」マーカーと、スパークラインとして棒グラフもを併記](https://assets.st-note.com/img/1702031731-Di7KqJ8gah.png?width=1200)
元データは県別に分かれています。
地方ごとに集計できるように、元データと地方(ごとに集計できるようするための)テーブルの関連付けを行っています。
関連付けはアルファベットの県名列で行い、表示用に漢字名の列を、ソート用に連番列を用意しています。
以下の内容のCSVをPower BI Desktopにインポートします。
![元データと関連づけるための地方テーブル](https://assets.st-note.com/img/1702031740-4EEPqYj5m7.png?width=1200)
Power BI Desktopでリレーションシップを設定します。
最初に取り込んだデータとアルファベットの県名列同士で関連付けすることで、地方単位で集計ができるようになります。
![リレーションシップの設定](https://assets.st-note.com/img/1702031741-274UIPBhZ6.png?width=1200)
リレーションシップの設定
(参考サイト)