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2024年11月の読書記録(読書記録その37)

 早いものでもう12月ですね。気温的にはにわかに信じがたいですが。
 今月も最初は読書記録です。


2024年11月に読んだ本

『天才による凡人のための短歌教室』木下龍也
『いま必要なお金のお作法~幸せを呼ぶ40のマネープラン』肉乃小路ニクヨ
『「天職」がわかる心理学』中越裕史
『日記の練習』くどうれいん
『純喫茶コレクション』難波里奈
『プロフェッショナル・仕事の流儀~南場智子・ベンチャー企業経営者~仕事でこそ、人は育つ』茂木健一郎&NHK「プロフェッショナル」制作班編
『やりたいことに気づく力を育てる本』月下ナツ
『「このまま人生が終わったら悔いが残る」と思ったら読む本』米良克美
『スピリチュアル心理学入門』雅子スチュワート
『はじめたらやめられない自己分析ワークシート』青柳宏
『強みの見つけ方~弱点は武器だ』にのひろ

今月紹介するのは:『いま必要なお金のお作法~幸せを呼ぶ40のマネープラン』肉乃小路ニクヨ

 慶應義塾大学在学中から女装をしている、ニューレディーのニクヨさん。証券会社、銀行、保険会社と金融機関ど真ん中を渡り歩いて得た知識と経験を活かし、自分らしく生きるために必要なお金との付き合い方をメディアで発信している「お金のプロ」としての顔も持つ。
 前半は新NISAを絡めた投資テクについて書かれているが、後半はニクヨさんの経験に基づく仕事・コミュニケーション・将来との向き合い方(投資テクやお金との向き合い方以上に大事な部分)について語られている。
 本書でニクヨさんが「投資でお金に働いてもらうためには、まずは自分がしっかり働く」「投資資金を増やしたいなら、まずは自分が働いて収入を増やす」「株式や投資信託は決して博打ではありません。良い未来があるからこそ人は投資をする。そんな人を私は応援したい。」と語っているのが印象的。
 「それは昭和過ぎないか?」と思える部分もあるが、「まぁ金融の世界にいたらそうなるのかな(知らんけど)」と思える部分もちらほら見られる。

 自分自身3年前にFP2級の資格を取ったものの、仕事で全く使わない(使っても税金のところくらい)からか投資に対して少し疎くなった部分が否めない……。
 金融や投資の世界は実際に触れていないと感覚が掴めなくなることも思い知らされる。

今月はもう1冊:『日記の練習』くどうれいん

 くどうさん自身が2023年4月から2024年3月の間に日記を書こうとして溜め込んだ「日々を記録しようと思った自分の記録(=日記の練習)」と月に一度の清書「日記の本番」が収められている。
 日々の記録を見ると、書かれている量の長短・内容の多少・気分や感情の変化などバラエティーに富んでいる。ただ、仕事を含めた日常を惰性で過ごすことが多い日々がほとんどの中で、日記のを継続することはかなり根気のいる作業である。それのわかりやすいいい例がこの本だろう。

おわりに

 「2024年下半期まとめ」「2024年年間まとめ」を作る時期になりました。自分が足を運ぶ年内開催のZINE関連イベントが11/30・12/1にすべて終わったことから、ZINEの2024下半期まとめは年内にもリリースできるかもしれません。
 また、12/1に行われた文学フリマ東京39で買った本まとめですが、今回は例年と比べて開催時期が半月遅く、有料の書籍(本・ZINE引っくるめて)を大量に購入した関係で年明けのリリースになる可能性が高いです。
 
 今月は更新が多めになるかもしれませんが、お付き合いよろしくお願いします。

ではでわ。

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