【CLNR x MISTI】インターン生インタビュー vol.1
この夏、当社ではマサチューセッツ工科大学(MIT)から2人の優秀な学生をインターンとしてお迎えしました。当社の共同創設者の一人がMITの出身ということもあり、彼をはじめとしたチームのサポートを受けながらインターンシップが進められました。MITとの関係性をさらに深め、実りある交流を通じて双方にとって貴重な経験となりました。
今回のインターンシッププログラムでは、当社のプロジェクトにMITの学生ならではの斬新なアイデアやエネルギーを取り入れることができました。実際のビジネス課題に取り組むことで学生は学んだ知識を実践に結びつけ、私たちもまた新たな視点を得ることができました。
本記事では、インターンシップの具体的な内容や学生がどのような活動を行ったのか、そして彼らが当社での経験をどのように感じたのかを、インタビューを通じてお伝えします。2名のインターン生のインタビューとまとめの全3回でお届けします!
MIT- Japan programのご紹介
MIT- Japan programは1981年に設立され、1983年に学生の日本派遣を開始しました。このプログラムでは、全額出資のインターンシップと研究機会を提供しており、MITの学生は日本各地のさまざまな組織で働き、実際のプロジェクトに取り組むことができます。受け入れ組織は、大学や研究機関から大手伝統企業、ハイテク企業や新興企業まで多岐にわたっています。
私たちコリニアはこのプログラムに共感するとともに、海外の優秀かつユニークなスキルをもつ人材と協業することでビジネスの発展を加速させるため参画する運びとなりました。
Jingさんご紹介
孫靖軒さん(Jingさん)はマサチューセッツ工科大学の2年生で、コンピューターサイエンス及びエンジニアリングを専攻しています。日本に興味を持ったきっかけは漢字の美しさや面白さを知ったことです。音楽ゲームも大好きで、ハイスコアを叩き出すタイピングスピードはコリニア内で最速です!
それではさっそくインタビューを行っていきます!
①仕事について
はじめに、Jingさんがコリニアを選んだ理由や担当した業務について伺っていきます。
・なぜコリニアを選んだのでしょうか?
autoBIはとても興味深いプロダクトだと思ったからです。これに取り組むことで、授業で学んだことだけでなく、UROP(学部研究)で学んだことを実際の応用に活かせると感じました。
・インターンシップでの業務内容について教えてください。
主にautoBIのユーザーの入力に対して適切な処理を決定する機能の改善に取り組みました。また、コードを読みやすくし、保守しやすくするためにリファクタリングも行いました。その中では、必要な情報を見つけること、誰に何を聞くべきかを把握することに最も苦労しました。
・コリニアでのインターンシップを通じて学んだことは何ですか?
プロフェッショナルなアプリケーションがどのように設計・構築されているか、そしてチームでアプリケーションを開発する方法について多くを学びました。また、LLM(大規模言語モデル)を使用するプログラムの作成に関する知識も大幅に向上しました。
これが私の初めての本格的な仕事であり、一般的に働き方や将来に向けて取り組むべきことについて多くを学んだと感じています。また、将来的に日本で働くことを計画しているので、日本の企業がどのように機能しているかを知ることも非常に役立ちました。
②コリニアメンバーについて
続いては、コリニアのメンバーについて感想を伺いたいと思います!
・コリニアのメンバーについてどう思いますか?また、コミュニケーションに困難はありましたか?
皆さんとても親切で、理解があり、歓迎してくれて、助けてくれる方ばかりだと思います。CLNRで働くことはとても良い経験となりました。
メンバーとコミュニケーションにはあまり困難は感じませんでした。唯一の大きな問題は言語の壁でしたが、私の日本語はほとんどの状況で理解される程度に上達していると感じています。文化的なコミュニケーションに関しては、全く問題はなかったと思います。
③日本での生活について
アメリカから遠く離れた日本に来て、カルチャーショックはあったのでしょうか?イメージとのギャップや驚いたこと、休日の思い出を教えてもらいます!
・日本に来る前に日本についてどんなイメージを持っていましたか?イメージと実際の違いはありましたか?
日本に来る前は、便利な施設や美しい景色がたくさんある一方で、人々はストレスを感じていて過労気味だと思っていました。実際に来てみてその考えはあまり変わっていませんが、CLNRで働く中で状況が変わりつつあるかもしれないと感じています。
驚いたことは物価が安いこと、めちゃくちゃに暑いことですね(笑)
・日本で訪れた観光地やお気に入りの場所はどこですか?
広島県の呉が本当に楽しかったです。戦艦や軍艦に興味があり、呉と大和の博物館を訪れたことがとても良かったです。
旅行中に出会った人や文化で印象に残ったことは、広島で被爆者にあって、被爆者の話を聞いたことです。アメリカでも戦争の歴史を勉強しており、彼らの話でさらに理解が深まり貴重な経験となりました。
・日本での生活で最も楽しかったエピソードを教えてください。
散策のために散歩をすることが最も楽しかったです。最長の散歩は、江ノ島から東京に戻るために必要な駅まで歩いたことです。その途中で、バスで駅に行っていたら見逃していたであろう興味深いレストランや場所を発見しました。また、高尾山を登ったり、思いがけず猿の動物園を見たり、かなり美味しいラーメンを食べたりするのも楽しかったです!
・日本でのどんな経験をアメリカの友人や家族に伝えたいですか?
このインタビューに答えたすべてのことです。日本での経験について共有したいことがたくさんあり、すべてを言葉で表現するのは難しいです。9つの県を訪れ、それぞれにユニークなものがありました。これは間違いなく忘れられない経験です。
・最後に一言お願いします。
日本面白い!!
彼の素直で前向きな姿勢から、インターンシップを通じて多くの学びと成長を得たことが伝わってきます。今後もこうした経験が彼のキャリアに生かされることを期待するとともに、引き続きMITとのパートナーシップを通じて実りある交流を続けていきたいと考えています。Jingさん、この度は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
次回は、もう一名のインターン生Sharafさんについて、ご紹介します!
コリニアでは、事業を共に成長させていくコンサルタントやデータサイエンティストを募集しています。興味を持っていただけた方は、以下フォームよりご応募ください!
【採用応募フォーム】https://forms.gle/ZEhHU2doDVpbjjTC6
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