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「もっと笑って、迷いをなくして」愛犬から要望された9つのこと
「アニマルコミュニケーター」という存在を知ったのは、(テレビがうちにあった時代に観ていた)『天才!志村どうぶつ園』にときどき出演していたアメリカ人のハイジさんがきっかけでした。
おだやかな表情で、静かに犬のそばで気持ちを読みとるハイジさん。その内容を伝えられた飼い主さんの驚く様子やむせび泣く姿が、とても印象的だったのを覚えています。
ハイジさんのようなひとをみたときに、きっと2パターンの反応があると思うのです。
ひとつは「うさんくさっ」、もうひとつは「すごっ!」
わたしは後者でした。きっと、このような能力を持っているひとがこの世には存在するのだろうと。
それからしばらく経ったある日、ハワイ在住のShioriさんというアニマルコミュニケーターが執筆した本の紹介記事を、たまたま目にしました。
ちょうど、犬を飼おうかとぼんやり思っているときだったのですぐに読んでみたら、ますますアニマルコミュニケーターへの興味のボルテージがアップ。もしも本当に犬を飼ったら、ぜったいにShioriさんに話を聞いてもらおうと、そのときに決めていました。
Joeyと初対面した2021年7月
それで先月、アニマルコミュニケーターのShioriさんによる、念願のセッションを受講。痛いところをつかれたり、考えさせられたり、不甲斐なさで泣けたり、やっぱりそうかと笑えたり、短い時間のなかでさまざまな感情が交錯しました。
わたしが愛犬に聞きたかった5つのこと
Shioriさんのセッションを受けるにあたり、事前に依頼していた5つの質問があります。
①今の生活はたのしいのか
②ママの直したほうがいいところはあるか
③ママにたいして飛びつきや噛みつきが多いのは、なにを望んでいるのか
④部屋のなかで改善してほしいことはあるか
⑤やりたい遊び、行きたい場所はあるか
セッションを申請したのが10月の半ば過ぎ。その頃はまだJoeyの噛みつきがひどく、訓練所に預けようかどうしようかと迷っていました。
それが、Shioriさんからお話を聞く11月半ば過ぎにはすっかり解消。1ヶ月の間に、Joeyとわたしにいい変化があったのだと思います。
日課のまどろみタイム
5つの質問に対するJoeyの回答です。
①今の生活はたのしいのか→ボクは自分でたのしいことを見つけられるけど、ママからはぜんぜんたのしさを感じられない。
②ママの直したほうがいいところはあるか→迷いの感情をなくすこと、自分のたのしいを追求すること。ママの意識はいつも他人に向いていて、自分に向いていない。ボクになにをしたらたのしませられるのかじゃなくて、自分で自分をたのしませて。
③ママにたいして飛びつきや噛みつきが多いのは、なにを望んでいるのか→ボクよりも弱い立場だと思っているから。とくになにかを訴えているわけじゃない。
④部屋のなかで改善してほしいことはあるか→床になにかを敷いてほしい。外がみたい。
⑤やりたい遊び、行きたい場所はあるか→いろいろな体験をしたい。ノーリードで走りたい。
①と②はつながるところがあります。あらゆることの自信のなさに加え、はじめて飼う犬への不安や、目をつぶっていた/隠していた本当の自分が、Joeyにはしっかり伝わっていたのですね。
これまでの人生、これからの人生において、おおいに考えさせられました。
愛犬から要望された9つのこと
上に記した内容とかぶるものもありますが、Joeyからわたしに望む9つのことがこちらです。
・迷いをなくして
・自分のたのしいを見つけて
・たのしいというエネルギーにあふれていて
・(自信を持つために)成功体験を積み重ねて
・もっとほめて
・外にはたのしいがいっぱいあるからもっと出かけたい
・床にカーペットを敷いて
・うちから外がみえるようにして
・もっと笑って
最後の「もっと笑って」ということばをShioriさんから聞いたときには、思わず泣いてしまいました。
気持ちの余裕がなさすぎて、不安や心配を抱えすぎて、Joeyをよろこばせるどころか「この飼い主で大丈夫だろうか」と思わせてしまっていたのでしょうね。
Joeyが安心して暮らせるように、信頼してもらえるように、毅然とした態度をとるよう日々努力しています。
おやつをもらうためにsit中
2022年の幕開け直後に大イベントが決定しました。
引っ越しです。
今の家にずっと(2年以上)住むつもりはもともとなかったこと、広さが十分ではなくなっていること、生活しづらい局面があること、自分のたのしいを増やすのに必要なこと、そして、Joeyの要望である「外がみたい」「床にカーペットを敷いてほしい」を叶えるために、急遽、決断。
腹をくくってから1週間で物件をおさえました。
Shioriさんが聞いてくださった、Joeyからわたしへのメッセージをこのnoteの締めくくりに紹介します。
ボクは、ママのなかにワクワクを埋め、ワクワクでいっぱいになるように、ボクがお手本になったりボクがバロメーターになったりするためにここにきたんだ。ママはいつも自分に自信がない、自分を責めてる。そんなの可愛そうだよママのこころが!それにそんなのつまんないじゃん!
自信をつけるためには、行動を起こして経験することだよ。そしたらどんどんできることが増えていくし、自分のことスキになれるよ。たくさん一緒にたのしいことやっていこ。ボクは、ママのたのしいことに気づくための起爆剤みたいな役割なんだ。ママが自分のたのしいに気づいたら、ボクたち最高のパートナーになれるよ。