見出し画像

カードの定義とインスタンス一覧をまとめて「データベース」機能へ

v2.6リリース

Essential Workwareの新しいバージョンであるv2.6をリリースしました。App StoreもしくはGoogle Playを通じて入手もしくは更新可能です。

「データベース」機能


Essential Workwareでは管理者がワークスペース設定として、カード型データベースのカード定義を定めカードの作成・一覧・編集を扱う画面設計を行うことができます。アプリのメニューやタブの構成を変更して機能構成を自組織の業務要件に適合させるための仕組みですが、あくまで管理者の手による操作が必要な機能です。一方でカード型データベースのカード定義はテンプレート機能として管理者以外のユーザーにも利用可能にしていました。

この旧来のテンプレート機能にカードの作成・一覧・編集を行う導線を追加して、管理者以外であってもワークスペースの構造を変更することなく、直感的にカード型データベースの定義とカードインスタンスを操作できるようにしています。直前のバージョンで提供開始した「検索」機能と対になって汎用なカード型データベースの機能を整えました。Essential Workwareの特徴としてカスタマイズや連携ソリューションを強く意識した機能設計を行っているのはそのままで、それでもカスタマイズしないでインストール後すぐに使いたいというフィードバックへの対応です。

QRコードによるユーザー招待

ワークスペースへユーザー招待されたとき、新しいワークスペースにユーザーがサインインしたあとに招待中ワークスペースがあることを知らせるようになっていたため、初めてEssential Workwareに触れる際には導線がわかりにくいというフィードバックがありました。

初期ユーザー導線を見直して細かな改善変更を加えた上で、さらにQRコード利用によってユーザー招待を行う機能を追加しました。QRコードに含まれるのは新しいワークスペースへのサインアップを促す画面へのマジックリンクであり、サービスが新しいユーザー招待時に送信するEメールに含まれるものと同じです。

NEXT

11月6日ごろに次のアップデートを予定しています。次は管理者が定義してワークスペースの構造を変更する、カードホルダー・カードクエリー・組み込みブラウザのそれぞれの定義に共有する範囲を設定する機能を追加し、ユーザーの属性に応じてグローバルナビゲーションが変化するようにします。さらに11月25日ごろにはタスクの担当者が多人数となったときに画面表示上で省略も破綻もせずに表示と管理を行うための対策を提供する予定です。

リリースノート

  • チーム

    • 招待の際のランディング画面を変更する

    • より簡単にユーザーを追加するため、QRコードからワークスペースに参加できるようにする

    • 「チーム」のユーザーグラフ画面のダブルタップ保護を廃止する

  • 検索・フィルター

    • 期限日を、範囲指定できるようにする

  • データベース

    • 「テンプレート」を「データベース」と名称変更する

    • データベース定義の背後に一覧をつける。一覧から新規作成も可能にする

  • ホーム

    • 「担当者なし」「未完了タスク」一覧画面にフィルターを追加する

  • カード

    • パンくずリストを多層対応する。5層までは完全に表示して、それ以上長くなるときは途中を「...」で省略する

  • タスク

    • タスクをシンプルに素早く作れるように、新規カード作成のデフォルト値として、タスクとして状態を管理する=ON、「コメント」報告項目を追加しておく

    • 状態と動作を混乱させないよう、現在の状態を表示する

    • 「1/10が完了」のようにタスクの完了割合を表示する 

    • 「未完」 -> 「期限切れ」に、文言変更する

    • 期限切れタスクを即時に終わらせられるようにする

  • 項目

    • データベース項目を追加

    • ユーザー項目・データベース項目・カードホルダー項目、それぞれの編集時の項目値表示をROW表示にする

  • 組み込みブラウザ

    • 現在の表示レスポンシブの状態を返すAPIを追加

    • APIでチャット画面を作成し、複数画面を保持する機能を追加