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二人目にして初めての産後クライシス|夫婦で育児ができなくなった

沖縄在住フリーランス夫婦、妻のミオです。

夫婦で合同会社を設立して、自分たちの会社の役員として働きながら、2歳の娘と0歳の息子の育児に奮闘しています。

2歳の娘が生まれた時、私たち夫婦は二人で協力して育児をしていました。大人二人で一人の子どもを見ていたので、気持ちに余裕もあって、夫婦仲は良好でした。

ところが、問題は二人目出産後。子どもが二人に増えたわけだから、今度こそ二人で協力して育児にコミットしたいところなのに、「二人で協力」ができなくなってしまいました。

今回は私たち夫婦が二人目産後にして初めて経験した産後クライシスについて。

今も解決はしていないのですが、現状と対策をシェアしたいと思います。

二人育児で夫婦共々ぜんっっぜん心に余裕がない

産後クライシスの原因はこれに尽きる。夫婦二人とも心に余裕が持てないからぶつかる。

特にうちの場合は夫の心に余裕がなかったのが大きく影響したなと思います。

2歳の娘はパパっ子なので、息子が生まれてからは娘のお世話の大部分は夫が担当。

日々の疲れやストレスを発散するための趣味の時間や、1人の時間を確保したいタイプの夫は、息子が新生児の時から、趣味のキックボクシングや一人の時間が欲しいと言っていました。

かたや私は帝王切開の傷もまだ痛むし、母乳の出が良かったので新生児から完母育児で寝不足の日々。

1人目の時は、それでも夫が私を完全優先してくれてたからメンタル的に頑張れたんです。

でも2人目産後の夫は、自分のストレス発散ばかり優先。1人目の時の夫とは別人のように感じてしまい、新生児期からぶつかることが増えました。

どうしても交わらない、お互いに譲れない夫婦の主張

妻の私としては、産後1〜2ヶ月くらいは夫のストレス発散や趣味よりも私のケアを優先してほしいという気持ち。

夫としては、私のケアをするためにも夫自身の気持ちに余裕がないと無理。そのために自分の時間が必要。

私→産後1〜2ヶ月だけでも私と息子を優先するのは無理なの?

夫→無理やりならできるけど、ストレスがたまって俺の体調が悪くなるかも。

私→それくらいで体調崩すとか甘すぎ。こっちは命懸けで子ども産んでんだぞ、おい。

といった感じで永遠に言い合いが続きます。苦笑

ちなみに、夫の趣味の時間や1人の時間というのは、毎日何時間も、というわけではなく、週に1〜2回、2〜3時間ほど。私自身、心に余裕があるときは「気晴らしに行ってきなよー」と全然思えるのです。

でも、心に余裕がない時はダメなんです。物理的には大丈夫だけど、気持ち的にどうしても嫌なんです。これだけは譲れない。いやだ、だめ、無理!って2歳の娘なみに癇癪を起こしまくっていました。

手遅れになる前に。まずは産後クライシスを認める

最初は、1人目の時のようになんとか夫と向き合って、下の子の育児も一緒にしたいと思っていました。

でも、私が話したいと言っても、めんどくさそうに対応する夫を見ると、本当に悲しくて苦しくて、1人目の産後にあれだけ寄り添ってくれた夫はどこに行ってしまったんだろう、これ以上傷つきたくない、と夫を別人として見るようになりました。

そうしてるうちに、夫の顔を見るだけでイライラして、夫が何を話しても気に入らなくて、目も合わせたくない、近くに寄るのも無理、と夫に対しての拒絶反応が。

これがいわゆる産後クライシスか。
わー、調べれば調べるほど、これは典型的な産後クライシスだな。と認識。

でも、子どもたちのためにも、目の前で喧嘩したり、別居や離婚したいわけじゃないんです。

産後クライシスを乗り越えるために。2つの対策

このままだと本当に夫婦として無理になるかもしれない、と思い対策を考えました。

まず対策の一つ目は
物理的に距離を置き、無理に話し合わない

私としては、1人目の時同様、2人目も夫婦2人で育児をするのが理想でした。娘が保育園に行っている間は、パパママ息子の3人の時間を楽しむ、そんな理想を抱いていました。

でも現実はケンカばかりで、息子の前でも言い合いばかり。これじゃパパママと一緒にいる方がかわいそう、ということで、育児の時間を分担して、夫婦一緒に息子を見る時間をなくしました。

夫婦で話し合う時間を無理につくろうとするのも辞めました。お互いの心に余裕が出たらまた向き合おうと思います。

結果、息子と2人の時間はとても穏やかでイライラすることもなく、やはりイライラの原因は育児ではなく夫婦関係だったんだなと確信しました。(笑)

対策の二つ目は
週末は祖父母や共通の友達を誘って合同で遊ぶ

平日の娘が保育園に行っている間は、育児を分担することができますが、娘の保育園がない週末は、楽しい家族時間を過ごしたい、でも私たち夫婦2人だとケンカになってしまう…

ということで、週末はとにかく祖父母や共通の友達家族などに声をかけて、合同で遊ぶことにしました。

私としては、気疲れする性格でもあるので、毎週人と会うことは避けていたのですが、子どもの前で毎週末パパママがケンカするくらいなら、気疲れしても周りの人に頼った方が何倍もいい!ということで、ここ1ヶ月くらいは、誰かしらに声をかけて週末を過ごしています。

やはり誰か1人でも夫婦の間に入ってくれるとケンカの抑止力になるので、ありがたいですね。

義父母と仲が良いこと、夫婦共通かつ子どもも同年代の友達が多いことに救われました。

関係悪化はなんとか食い止められてる…はず!

そんなこんなで現在、産後3ヶ月。産後1〜2ヶ月の時に比べたら、改善とまではいかないものの、悪化は防げていると思います。

産後クライシスは一時的なもの、とも言われているみたいなので、なんとかこの対策を続けることで、自然と関係が改善することを願います。

いやー、やっぱり産後は何が起こるかわからないですね。1人目の時は産後クライシスとは無縁だったのに。

1人目は夫婦2人での育児が幸せで仕方なかったのに、今は別々で育児をする方がラク。お互いがいない方が穏やかな気持ちでいられる。こんなふうに思うときがくるなんて、1人目の時は考えもしなかった。でもこれが現実。受け入れよう。

皆さんも産後クライシス気をつけてね。同じように悩んでいる夫婦がいたら、私たちがやっている対策も試してみてくださいね♪

今後、私たちの産後クライシスは無事に終わり関係は改善するのか!?それとも…!?
今後の展開に乞うご期待!

産後1年の現状報告はコチラ

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