帰国のち徒然からの、あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
クリスマス辺りから野暮用で海外へ行っており、つい先ほど帰国しました。
帰国したてのこの今の感覚、たぶん数週間すると忘れてしまうので、備忘録として少し書いてみます。

たまに海外へ行くと、常識や評価をつくるのは環境だと身に染みて感じます。

周りにどんな人がいて、そのなかで自分がどんな行動をとるのか。
本人の努力はもちろんあるのでしょうが、それ以前に、どのような環境がその人を取り巻くのか、それがどんな人をつくるのかを決める大きな要因だと考えています。



いつも帰国すると感じるのは、日本の素晴らしさでしょうか。

成田国際空港でマリオやポケモンに目が釘付けになっている海外から来た子供を見かけると、なんだか涙が出てきます。こんなに細分化、多様化された文化の中でも、多くの国で共通項として人の心を捉えるものが、日本にはある。

清潔で、生の野菜や玉子、生魚が食べられる。食中毒や異物混入があったら、ニュースになる。

氷を食べることができる。

荷物を放置できる。

電車で寝ることができる。

信号を守る人が多く、交通ルールが機能している。

マスクなしで外を歩いても、鼻や喉が痛くならない。

歩きスマホができてしまう。

背中に荷物を背負える。

警察は銃を抜かない。

タクシーに乗っても、ぼったくられない。
ぼったくったら、むしろその方が損失になる。

スリに遭わず、スリに手を染める必要もない。

トイレがキレイで、無料で、紙が流せる。
水がたくさん、自動で流れる。

シャワーの水圧は強くて、水が枯渇することはなく、いつもあたたかい。

飢え死にしない。

なんて素晴らしい国なんだろう。一概に発展だけで人の幸福を決めることはできませんが、それでも私はこの国に生まれたことを心からありがたく思います。

そして、この当たり前をつくったのは、少し前の「大人」なんですよね。

昔はあり得なかった今の常識は、昔の大人が作り上げた結果。私は未来の常識をつくる立場、その一員であり、果たして大人がつくるべき次の「当たり前」とは、どんなものだろうと最近よく考えます。



私にとって2024年はとてもありがたい1年でした。

まず、色んな意味で飽きるほど遊びました。やりきると、いつでも手に入るものだと知ると、私の場合は限りなく無欲に近くなる。運良く恵まれた結果だと思っていますし、今はとても充足感があり、次の楽しみを積極的に探すモチベーションもあまりなく、精神的には凪のような段階にいると思っています。
なんというか、ポジティブに、なんでもいい。

この先自分がどんな選択をしても、肯定できる自信がある。自己肯定感が上がったというより、自己否定感がどこかへ行ってしまいました。こんな自分には、初めて会いました。

ひとえに、このnoteもそうですが、素敵な方々とのご縁に恵まれたおかげだと感じております。本当にありがとうございました。

それから、ABEMAに出演させていただいたことはとても新鮮で、主に今の情報社会の姿を知る意味で学びや発見が多くありました。

自分が見たい未来は、プラトニック婚や未完成婚という言葉が当たり前になること、なんだろうか。
半分の肯定と、半分の未知があります。

この直感は、この後どのように枝葉を伸ばすか、自分に期待していきたいところです。

(そういえば、出演料使ってちょっと良い靴を買いました。笑
とても気に入っています。これからも素敵な場所へ連れていってくれる予感、大です。えへへ。)

本年も、どうぞよろしくお願いいたします!

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