プラトニック婚、婚姻制度民営化を提案する。

(8月8日追記:
記事を公開して以来、気になるところをこねこね推敲してしまっているのですが、全くまとまらずにどんどんパッチワークのような記事になってしまいました。笑
このまま消さずに気が向いたらこねこねしようと思います。そんなわけで育つかもしれない記事です。)

婚姻制度について勉強したい。
「したい」だけで、つまるところ「していない」この段階でアイディアだけメモしておく、というただの駄文なのですが、書いておく。

プラトニック婚の立場になって、改めて考える。
結婚のメリットって、どんなところにあるんだろう。
実はよく知らないで結婚している。
なぜ、私は結婚という選択をしたのだろう。その背景を、よくわかっていない気がする。(後悔している、という意味ではないです)
考えたい。


婚姻制度には、
文化的側面と、制度的側面があると思っている。

文化的側面とは、
・結婚が「愛」の究極形のように感じること。
・式やドレスといった、非日常的な宗教的儀式を行う正当な理由を得られること。
・愛する人と子供をもうける、という次の段階に進むための1階段のように思えること。
・親孝行に思えること。
・世間体
など。

制度としての側面とは、
・国(法律)から「あなたたちは家族ですよ」とお認めいただくこと。
(悪く言えば管理しやすくされること)
・金銭的に国から援助してもらえる可能性があること。
・その他もろもろ「家族ならこの権利があって然るべき」と国からフォローしてもらえる可能性があること(適当ですみません)。

など。

ここで立ち止まる。

婚姻制度に憧れる多くが「愛」つまり文化的側面を期待しているような気がするのだが、

この制度にそもそも愛はいるんだろうか。

……いや、たぶん、制度だけで言ったら愛は関係ないんですよね。
婚姻届に愛に関する要件は何もないし。

「婚姻届を出したら必ず愛し合ってください」
とか、
「愛がないと第三者から見受けられた場合、家族権を剥奪します」
とか、
「愛がなくなったと思ったら直ちに離婚届を提出してください」
とか……そういう法律要件はない。

だけど、なんとなく「結婚」というものには「愛」が必須のように考えていた私って、どこからその価値観を得ていたんだろう。


逆に言えば、婚姻制度をはじめとした、「あなたたちは家族ですよ」系の制度をうまく利用するのは、とても賢い、と思ってしまう。

LGBTQ+の、生物学的男女による友情結婚、とか、
あと婚姻とは違うけど養子縁組制度を利用して同性愛者同士が家族になる、という方法とか。

もう、それって、ある意味ライフハックなのでは。
選択肢がなくて仕方なく選ぶという方もいらっしゃると思うけれど、
制度の特徴(婚姻は愛があろうとなかろうと、子供の有無を問わず、ただ男女であれば可能な点など/養親と養子の恋愛感情は問われない点など)が見えていなければできないことなんじゃないかと勝手に思っている。
そういった選択をしている方がドライだということではなくて、自分や相手、そして制度と、とことん向き合っていなければできないことなのでは?ということ。
だから、私目線だと本当に賢い人たちだと思っている。

「家族になる」書類のやりとりだけで、
ひとりだったら得られない国からのフォローを得られる可能性がある。世間体を気にしているならそこもカバーできる。合理的だ。と思っている。

でも、そこまでしないと、
「愛」や「家族」を語れない……そう自分が思っているのは、なぜなのか。
なぜ国(法律)から「家族」という線引きをされることが当たり前だと思っているのか。

ここまで考えて、すっとばして、
婚姻制度なんてもう無くてもいいんじゃないか、家族という単位を決めるのは法律婚ではなくて個人契約で十分なのではないか、

つまるところ、婚姻制度は民営化してしまえばよいのでは?

と、これが今の私が考える最適解になる。

かなり近い考えの方がいらっしゃったので、シェア↓

今調べたらこんなのも出てきた↓


でもまあ、国際基準を考えたときに、いきなり廃止はかなり難しいのかなあ?
何十年か後に、アメリカあたりがやってくんないかなー。笑

あと、婚姻制度をなしにしたところで、
大多数の人が文化的に豊かな結婚ができたとしても、
どこまでいっても小児性愛者や、ズーフィリアに人権はないんだろうな、子供同士の結婚も可能になるし……などと考察して、正直キリがない……と思ってしまう。


じゃあもう今の法律の大筋は残してとりあえず子供を育てている人だけが国からフォローされればいいんじゃね?になって、
ああ、価値観が前時代にタイムスリップ。

あ、いや、これはこれでありなのか。
まず「夫婦」「家族」という線引きは一応そのま残しておいて、結婚しようがしまいがそれだけでは大してフォローされる内容に違いがないようにする。

そしてフォローする対象を「子供を育てている人」だけに絞る……これなら、経済的に配偶者に依存しなくて済むし、何より子供を育てる環境を国が提供する、という目的と結果がはっきりしているし、ひとり親と呼ばれる人たちも不安にならずに子供を育てられそうだし、なんか、なんか……なんかよさそう!(←浅知恵)

まあ、逆に言えば、ひとりでなんでもできないと、なのかもしれないけど……それはそれで大変かー。
北欧みたいな結果(税金高い、子供いないと逆に損?)になりそうな気もするしなー。

婚姻制度って、結局なんなんだろう。
何の目的があるんだろう。
要勉強。


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