はじめての市民プール行ってきました
先日、高コレステロールの治療で通っているクリニックの先生から、厚生労働省からのお達しで、改善指導をしなさいと言われたといいながら、不服そうな顔して、指導内容を伝えられました。
軽いウォーキングをせよ。とかいうのですが、股関節の悪い私には、ウォーキングは無理。そして、友だちに誘われてダイエット体操していたら、股関節を開きすぎて痛みが出るようになってしまいました。
その体操は、股関節を使わないところだけ続けていますが、クライミングのためにしっかりとダイエットしたい私にとっては、いまひとつ運動量が足りません。
そういえば、水泳とか水中ウォーキングがいいなと思いつきましたが、私は普通の水着を着用すると、右胸が不自然にへこみます。手術で全摘してないからです。
洋服を着ているときは、ブレストフォームという専用のシリコン製のパットをつけていますが、これを着けて運動できる水着は、ワコールリマンマ製しかありません。ちょっとお高いこの水着を今回奮発。ようやくきのう初めてのプールへ行けたわけです。
久しぶりのプールは、ちょっと水深があるところを歩くとあごをあげないと水に沈みそうで不安になりましたが、慣れてくると陸上を歩くより関節に負担がありません。
そして、少し歩いた後、遊泳用のコースに移り泳いでみました。
おそらくきちんと泳ぐのは、20年ぶりくらいで、大丈夫かなぁと思いながら泳ぎ出すと、体が重いので推進力は無いものの、昔と同じように泳ぐことができました。小学校の水泳の授業で、顔を水につけることさえできないと知った親の計らいで、スイミングスクールに3年ばかり通ったからです。
もともと私は肺活量が少なく、健康診断のときの肺活量測定では、いつももう一度とやり直しさせられるくらい少ないのです。そして、クロールの息継ぎは超苦手。なので、息が続くまで泳ぎすこし立ち止まり呼吸を整えまた泳ぐということを繰り返しました。
股関節のために、得意な平泳ぎは少しだけにして(これも体重のために思うようなスピードがでません)背泳ぎをしてみました。自由遊泳のコースなので、前から人が来ないのを確認しながら泳ぎましたが、他の泳ぎよりスピードも出て、夫からフォームがきれい(クロールも)だと褒められました。
慣れてきたら、腕を使わずに天井を見ながらバタ足で進むのも楽しかったです。体重は重いけれど、脂肪があるから浮力がつくのでしょうか、背泳ぎが一番楽しめました。
そして、小学生のときにはバタフライも25メートル泳げたのですが、これは体重が重いいまやったら、腰を痛める危険性があるのであきらめて、ビート板を使ってクロールの息継ぎの練習をしたり、背泳でのんびり泳いだりと気がつくと2時間くらい泳いだり歩いたりしていました。
市営プールなので、そんなに期待していなかったのですが、障害者手帳があると4台分ある障がい者枠の駐車場が使えて無料。
プールの利用は、障がい者割引で150円に、付き添い1名が無料となるのに驚きました。
他にトレーニングルームや大浴場?も別料金であり、それらも障がい者料金で使えます。クライミングの為に上腕部を鍛えたいと思っていたので、次回はトレーニングルームも利用してみようと思いました。
市民プールは、夫が前に勤めていた事業所の少し先にあり、粗大ゴミを捨てに行っているゴミ処理センターの真向かいです。アクセスに不安が無いので、ひとりでも通えて、整形外科の専門医の方からも水泳はいいとすすめmてもらえました。
まだ、股関節の痛みは若干ありますが、杖を必要とするほどではなくなったので、いま着ている水着がぶかぶかになるくらい、がんばって通おうと思います。