VeeamとNutanixの相互強化について

VeeamとNutanixはの相互間の付加的な価値を強化することに力を注いでいます。その一部を紹介します。

Nutanix Files:

Nutanix Filesは、クラウドのような柔軟性と拡張性を備えた、最新のデータセンター向けに構築されたNutanixのソフトウェア定義ファイルシステム製品です。Veeam Backup & Replication v10のNASバックアップ・サポートの導入により、Veeamはファイルベースのワークロードを含むためにサポートされている既存のバックアップ・ソースのセットを拡張する同様の統合的なアプローチをとりました。これは、Veeamユニバーサル・ライセンス（VUL)・モデルでカバーされ、Veeam Backup & Replicationで完全に管理されています。Veeam Backup & Replicationは、Nutanix Ready for Filesの認証を受けており、Veeam Backup & Replication v10で導入されたNASバックアップ機能と、Veeam V11で追加されたNASアップデートの互換性を確保しています。

Nutanix Objectsによるランサムウェア対策

Nutanix Objectsは、S3準拠のWORMのサポートを提供しており、これはVeeamが実装しているImmutability for Capacity Tierと互換性があります。これにより、ランサムウェアやその他の悪意のある脅威に対する有効な保護ラインとなります。さらに、Nutanix Objectsは、Veeam Ready Object with Immutabilityとして認定されており、強化されたセキュリティを備えた長期的なデータ保持の要件での実行可能なソリューションとして機能します。

包括的なデータ・ライフサイクル管理プラットフォーム

ここ数年、VeeamはNutanix製品ポートフォリオ全体の統合を強化し、Nutanix環境のための最も完全で総合的なデータ保護ソリューションとなりました。データ保護は、AHVやNutanix Filesなどのプライマリ・ワークロードに提供され、Nutanix Mine with Veeamの高可用性と拡張性のあるセカンダリ・ストレージから提供され、Nutanix Objectsなどの長期的なストレージに階層化されます。このような一連の流れの中で、ユーザのデータのライフサイクルは、使い慣れて一貫性のあるNutanix Prismインターフェースを通じて管理することができます。

このエンド・ツー・エンドの提供を補完するために、Veeamのユニバーサル・ライセンス（VUL)は、物理と仮想の両方の追加のワークロードと、パブリックまたはプライベートを問わず、あらゆるタイプのクラウドに保護を拡張します。そして、すべてを結びつけるために、Veeamのポータブル・データ・フォーマットは、マルチ・ハイパーバイザとマルチクラウド環境でストレージとリカバリの柔軟性を提供します。VeeamとNutanixは共同で、堅牢で包括的な機能を含む完全なデータ保護ソリューションを提供し、導入と管理が簡単なフォーマットにパッケージして提供します。VeeamとNutanixは、今後とも堅牢で包括的な機能を備えた完全なデータ保護ソリューションを提供していく予定です。