卒乳した 2024年10月12日の朝の授乳を最後に、卒乳した。 月齢は11ヶ月を迎える直前。日数にして331日、授乳した回数は概算でも1,500回を超えてると思う。時間にしたら200時間とか300時間なのかな。正確にはわからないけど、私と息子だけの尊くて愛しい時間は終わってしまった。 悲しいけど達成感はある。 嬉しいけど、辛くもある。 そんなごちゃごちゃな気持ちを忘れないうちに、新鮮なうちに、書き記しておこうと思う。 最初の授乳は、息子を産んだ次の日だった。 3,664g
※100%個人の感想です。 「脱コル」という言葉を知っているだろうか。 脱する、コルセットの略であるらしい。 コルセットは体を締める道具。女性が腰を細く見せるために胸骨ごと締め上げるあれだ。 脱コルは、化粧とはオシャレとか髪型とか「女性ならこうあるべき」という固定化された概念に反発する行為を指す。 具体的には化粧をやめたり、女性らしくない服を着たり、脱毛に行かなかったり、足を開いて座ってみたり、そういうことをするらしい。 要は「男に媚びません」というフェミニストの思考の一
夫に「どうして俺と結婚してくれたの?」と聞かれることがある。 それはもう、好きだからだし一緒にいたいからだし、一緒にいると楽しいし。 特別「ここがいいから結婚しよう!」となったわけではない。 なんとなく、なのだろうか。なぜ結婚したのだろうか。 独身時代の私は、年相応に、漠然と結婚に憧れていて、既婚者にはよく「どうしてご主人と結婚されたんですか?」と聞いていた。「それを知れば私も結婚できるのでは」と思ったからだ。 でも7〜8割くらいの人が、「なんかね〜勢いだよ、ノリと勢い」と
2022年12月18日、日曜日、新潟市。 その日は日本海側を中心として雪が降っていた。県内のあちこちで立ち往生が報じられている。 夜になると「積もりまっせ〜」というタイプの重たくて大粒の雪が空から落ちてきていた。曇る窓を擦って外を見た。夜の黒色と雪の白さが混ざって、外は一面グレーになっている。 この時点で20cmを超えるような積雪量に、「今年もきたね〜」独り言のように夫に話しかけてみた。 夫は雪国生まれの人だから、大抵「こんなん降ってるうちに入らねえよ」と言って退けるタイプ。