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海月と君
これは私の大好きだった彼女との話。
彼女はゲームが大好きで、
サバサバしてる感じなのに
アイドルが好きだったりパンを作るのが
趣味だったりと女の子らしい部分を
たまに出してくる。
それでいて、私をたくさん肯定してくれる。
私はそんな彼女が大好きだった。
ある日、
「くらげ観に行こうよ。」と彼女が
目をキラキラさせながら言ってきた。
くらげ好きなんだなぁと
新しい彼女の一面を知るとともに、
デートにいけるワクワクで
心がすっごく満たされた。
2人で水族館に行ってたくさん写真も撮って。
目いっぱい満喫して、帰り際彼女が
「また来年も見たいから連れてってよ。」
って言うから私も
「うん。じゃあ約束ね。」
と返した。
君と別れてからもう1年経とうと
しているけれど、海月を見るたびに
あの日の思い出が鮮明に蘇る。
早く忘れて次の恋に進みたいけれど、
それはまだまだ先の予感。