好きな人には好きな人がいて
今日は私の恋愛事情について聞いてほしい。
さて、私はどこにでもいる普通の
大学生として、日々の生活を
送っているわけだが、そんな日常に
突如としてあるイベントが
舞い降りてきた…。
それが恋愛!!!!!!!!
普段は野郎共と酒を飲み、
それなりに大学の講義も受け、
自分らしく生き続けている訳だが、
恋愛となると話は変わってくるわけだ。
自分で言うのもなんだが、
私は好きな人が出来ると、
とことん相手の事を知りたくなるし、
自分の事をとことん教えたがる
典型的な恋愛脳になってしまう…。
中学、高校でもそれなりに恋愛を
してきたが、大人な恋愛が
してみたいと思った私は、
今までしてきた恋愛のように、
すぐ相手に近づくのではなく、
焦らずに確実に距離を縮める
作戦で挑もうとした。
でも、神様は意地悪なんだなぁ。
つい先日、好きな子から恋愛相談を
受ける事になった。
最初は、
「もしかして自分の事???」
なんて、ワクワク気分で
恋愛相談に乗ったが、
そんなのは束の間。
好きな子が好きになったのは、
私の大学の親友だった。
なんというか、
言葉が出てこなかった。
2人とも私にとって、
恋愛以前に友達として、
失いたくない大切な存在。
そんな2人が恋仲になろうとしている…。
友達として、応援はしてあげたいけど、
ここで応援したら、私の好きな子は、
私の親友一直線に目掛けて
恋愛をするはず。
友達として、純粋な気持ちで
この先も関係を続けていくか、
異性として玉砕覚悟で
好きな子に想いを伝えるか。
結果として、私は恋愛相談に乗り、
2人を親友として取ることを決めた。
私には、親友を失ってまで、
気になっている好きな子との関係性を
悪くしてまで、恋仲になろうという
覚悟が持てなかったのだ。
後悔はないと言い切りたいが、
胸の中に残ったこのザワザワ感。
親友と好きな子が恋仲になることを
心から応援出来ないようでは、
私もまだまだ子供なのだと、
改めて痛感させられる
苦い思い出となった。
しかし、これもまた
人生を歩んでいく上で、
大切な通過点となっていくはず。
この苦い思い出が、10年先、20年先の
自分の大きな糧である事を信じつつ、
大好きな2人の幸せを願うばかりだ。
それでは。