【動画編集講座】動画の字幕を見やすくしよう!
どうも、レイエスです。
今回は動画投稿主として、誰でもすぐ出来るうえに、皆さんに知って欲しい技術をご紹介します。
作る動画のジャンル問わず、どの動画にも使える技術です。
今回は動画の字幕についてです。字幕は動画においてある種、名脇役の様な存在です。そして、動画に字幕を載せる上で非常に重要な事があります。それは、
①字幕の文字の色が映像と同化しないこと、
②観る人が見やすい字幕を置く事
これらを実践するにおいて重要なのは、
字幕の文字周りにフチをつける、です。
これにより、文字が背景にある映像と識別され、より見えやすくなります。
私が過去にニコニコ動画に投稿した「MLB野手登板集」を実例に挙げて解説していきます。
こちらは2013年に初めてMLBの野手登板動画を作った時の字幕です。特に何も考えず、とりあえず白文字で字幕を置いてます。見えるっちゃ見えますが、見づらいと思います。
こちら↑も翌2014年に投稿した野手登板集。デイゲームだと白文字単体はかなり見づらいです。3行目の「思わず笑顔」の「思」が完全にシャーザーのユニと同化して見えません。
そしてコチラが2015年に作った野手登板集。なんということでしょう。
字幕にフチが出来た事により、文字の識別がしやすくなりました。フチがあるだけで、後ろの映像と同系色のフチの色でもさほど気にならないと思います。字幕の文字フォント自体も最初の字幕と違って太字に設定してるのがミソです。
「フチの色」と「文字の色」を変えることにより↑のYou Tubeの動画の様に各球団のチームカラー別に字幕を変えるというこだわりも出す事が出来ます。
意外と映画の吹き替え字幕等にも、黒縁&白文字が多く使われております。
または、↓の様に最初から黒い四角のフレームを作り、その中に白文字を入れるという手法もあります。TwitterだとMLB Japanの日本語字幕で取り入れてますね。
ただ、どっちが良いかは、人によって好みがあると思いますので、どちらでもいいと思います。
編集に使うソフトによってどっちが手軽かも変わってきます。私の場合はWindowsのムービーメーカーや、Aviutl等を使うんですが、黒いフレームの上に字幕より、直接文字にフチをつけるやり方のが楽です。私個人としては。
一応、Windows ムービーメーカーだけでも簡単に解説したいと思います。
①ムービーメーカーを起動、ビデオおよび写真を追加する
②上のメニューにある「キャプション」をクリック
③すると、字幕を編集する画面に移ります。
一番大きいメイン画面にある「ここにテキスト入力」をクリックすれば文字を打ち込めますし、四角い点のフレームを操作すれば、好きな位置に字幕を置いたり出来ます。それ以外の機能は大体触っていれば自然と分かってきます。
ただ、今回の題目は「動画に字幕をつける」ではなく「字幕を見やすくしよう」なので、ここからはざっくり字幕のフチについて話していきます。使う部分は画面右上にあるココ↓
「輪郭のサイズ」と「輪郭の色」です。あまり編集初心者には分かりにくそうな位置と単語使うのはイカンと思う(小声)
クリックすると、字幕の文字フチの太さを選べます。自分はいつもまず、文字を太字にして、「中」を選んでいます。
すると、こんな感じに変わります↓
ただ、太めの白文字、初期設定の灰色じゃ見にくいので、今度は「輪郭の色」をクリック
すると、カラーパレットが出て来るので、好きな色を選択。一番下にある「その他の色」を選ぶと好きな色をカスタムして作る事が出来ます。今回は赤色に設定してみます。
出来上がりです!大分見やすいと思います。↓
ただ、今はWindows ムービーメーカーに関しては公式がサポートを終了したらしいので(なんでやねん)、DLしたい方はこちらのURLをご参考に。自己責任で。→ https://kaoruya.org/blog/moviemaker/
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。ノシ