若い時に身に付けておくべき金融リテラシーとは?
こんにちは、クリフォードです。
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「若い時に身に付けておくべき金融リテラシーとは?」について考えてみたいと思います。
私自身、金融機関にいることもあり、そんなに意識せずに金融リテラシーを吸収してきた面もありますが、そうでない人はお金というものに対して苦手意識を持っている人も多いはず。
そしてお金に苦手意識を持っている人は多いでしょう。
今回はそんな人向けに身に付けておく方がいいリテラシーを簡単に紹介します。
金融リテラシーとは?
まず、金融リテラシーってなんでしょう?
これは定義が割と曖昧で、野村證券のホームページでは、下記のように紹介されています。
要は、「日常生活の中で身に付けておくべき最低限のお金に関する知識や判断力」ということですね。
最低限のお金に関する知識や判断力とは?
では、最低限のお金に関する知識や判断力とはなんでしょう?
これは色んな意見があるところですが、「若い時に」身に付けておくべき、という観点であれば、下記のようなものが挙げられます。
「え、これだけ?」と思う人もいるかもしれませんが、個人的には上記の能力を身に付けるだけでも多くの人と差が生まれると考えております。
お金と言うのはつまるところ、
①稼ぐ⇒②使う⇒③余ったお金は投資する⇒①稼ぐ⇒②使う⇒③余ったお金は投資する⇒…
というサイクルを辿るものであり、①稼ぐ、②使う、③余ったお金は投資する、の各ポイントを抑えれば良いのです。
収支を的確に管理する力
まずはこれ。収支を的確に管理しましょう、ということです。
収支を日々付けていない、という人も多く、自分がどれだけの収入があって、どれほど使っているのか、を把握できていない人も多いです。
これでは、貯まるはずのお金もなかなか貯まりません。
そのため、自分の収支はしっかりと付けるべきです。
最近では、家計簿アプリも充実してきて、キャッシュレス中心の生活にすれば、大した手間もなく収支を管理することが出来ます。
詳しくは下記のブログで紹介していますので、こちらでは割愛します。
家計簿アプリがあるだけで、誇張ではなく、月に5万円は簡単にお金が貯まると思います。
それほどまでに威力のあるものだと思いますので、若い時から導入しておくといいでしょう。
また、お金を手元に残すには、収入を増やすか、支出を減らすか、のどちからか(もしくは両方)をやる必要があります。
このうち、収入を増やす、というのは今の時点ですぐに達成することは難しいです。
しかし、支出を減らすのは意識すればすぐにでも実行できます。
そして、支出を減らす最もいい方法は、「自らのお金の哲学を持つ」ということです。
これは何も難しいことを言っているわけではなく、自分が何にお金を使い、何にお金を使わないか、を明確にすることです。
この哲学を持ったうえで自らの支出を見ると、いかに自分にとって無駄にお金を使ってしまっているか、が分かるようになります。
一回可視化出来れば、後は無駄を省いていくだけです。
直に自分が無駄だと思うところにお金を使うことは大変気持ち悪いこと、と感じるようになるでしょう。
また、収入を増やすのもすぐには難しくても、例えば転職する、現職を頑張って昇格を目指す、副業をする、など、「収入を増やすための行動」は今すぐにでも取ることが出来ます。
収入を増やして、支出を減らすことでお金を手元に残るようにしていきましょう。
目標とする貯金額を決める能力
これも大事です。
お金に限らずですが、目標が無ければ行動も続きません。
貯金額はどういった判断軸・時間軸で決めても良いと思います。
例えば自分の収入の●●%を貯める、や5年後までに●●円貯めるなど。
貯金額設定のコツは「高すぎず、楽に達成も出来ず」くらいの基準が好ましいです。
そして目標で定めた貯金額は既にしたものとして、日々使うお金の額を決めていくのです。
強制的に毎月貯金をする能力
貯金額を決めたら強制的に貯金する体制を整えます。
一番いいのは、「収入が入った瞬間に毎月の貯金額を別口座に振り替えする」ことです。
こうすれば、別口座に振り替えた後に残ったお金で日々の生活費などのやりくりをするようになるので、無駄に貯金のことを考えずに済みます。
余剰資金を回す投資方法を選択する能力
強制的に毎月貯金をするだけでもいいですが、それでもなお、お金が余るということもあると思います。
こうした余剰資金は円でそのまま眠らせず、何かしらの方法で投資を行うのがいいでしょう。
一口に投資といっても、投資信託、株式、保険、不動産、などなど色々とあります。
これも詳しくは下記のブログ記事の方で解説していますが、最終的には自分が良いと思った方法で運用するのが一番いいでしょう。
それぞれの投資方法は一長一短です。しっかりと吟味をして行動に移してもらうのが一番いいです。
ただ、繰り返しになりますが、まずは貯金からです。
貯金さえ出来ずに投資をするのは困難でしょう。
また、投資と言っても、自己投資をするのもありです。
特に若いうちは自己投資で自分を高め、将来的な成長に繋げることは大変有益です。(自分も成長のためにお金を使っていきたい…!)
まとめ
ここまで駆け足で金融リテラシーについて書いてきました。
仮に上記のことを若いうちから実行すれば、多少年齢を重ねた後は、何も意識しなかった人と比べて大きな差となります。
また、金融リテラシーを身に付け、実行することは決して人生をつまらないものにするわけではありません。
むしろ将来的に幸せに生きるための方法の1つでもありますし、そもそも今回紹介した方法は無理を強いるものでは全くありません。
ぜひ若いうちからしっかりとした金融リテラシーの下で行動し、更なる飛躍につなげてほしいです。