シェア
みなみ
2021年6月25日 03:11
矢部太郎さんの新作、『ぼくのお父さん』を読んだ。期待通りのほんわかさ、一風変わったお父さんとの大らかでヘンテコリンな暮らしに、自分の幼少期を重ねてみたり、あまりのシュールなオチに可笑しくて笑いながら読んだ。2回目を読んだ時、「このお父さんはこういう生き方を選んだのだな、自分が大切だと思うものにたっぷりと時間を使ってる。」と思った。それは、最も人間としてちゃんと”生きてる”という感じがした。