ジャンプ読むものなくて嫌になっちまうな

もう読むものチェンソーマンしかないじゃんか。

お悔やみ申し上げる。『アクタージュ』ファンに。
ジャンプを買えば読んでいた私にも。

つまりこういうことなんだけど、

読んでた漫画の原作者が性犯罪を犯して、続きが読めなくなりました。
ははは。はははは。ははは。
二の句がない。

忘れそうになるので最初に確認しておきたいのだが、一番の被害者…いや、一番って言い方もおかしいよな…つまりこの件には被害に遭った中学生がいるということである。松木達哉は中学生に性的加害をして、自転車で逃げた人物である。自分の感情の話をする前に、前提として。


…………。
「中学生に」「性的加害」しかも「自転車で追い抜きざまに」。
もうこんな文字列見慣れてしまったが、自分でキーをタイプすると行為の卑劣さにびっくりして呆れてしまった。「びっくりして呆れる」ってちゃんと言葉としてあるよなと調べたら「唖然」だった。
「唖然」。自分で使う語彙にはなかったが覚えた、今。

こんなんまだ日常に存在するなんてひでーな。

唖然とする。そんなクソみたいことまだ起きてるってことに。
ほんとは「原作者のせいでジャンプの面白い漫画一つ減るの腹立つな」「最近コンテンツと作者って同一視されないように見える」「痴漢って病気だと思うべきなの？」「ってか舞台控えてるしこれからだったのに馬鹿なの？」とこんな話をしようと思っていた。

だってよくあることだもん、痴漢とか。特段珍しくもない普通の種類のやつだ、自転車乗って女子中学生を狙うのって。でも考えてみたら最低だった。普通に最低、でなくて、ただ人間として最低最悪だ。やられた方は最悪で最悪で最悪だ。

普通のことで申し訳ないが痴漢は早く滅亡してくれ。
……それ以外の結論が、ない。

中学生が痴漢に遭う（遭い続けている）現実に比べたら、楽しみにしてた漫画が一本減る悲しみなんて微々たるものだ。悲しみ自体をなかったことにはしないけど、大きな声で話すようなことでもないと思った。

被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。