女王まりかのつれづれぐさ/第五十四回;生食持って来い!
どーもー😃 女王まりかです⭐️
今回は、こちらの記事のコメント欄で少し話した私の体験談を語っていきます。
第五十四回;生食持って来い!
生食とは、生理的食塩水の略です。
生理的食塩水とは、浸透圧を人間の体液と同程度に調整した食塩水です。
ところで浸透圧とは…
そんなことより!
サブタイトルに採用した言葉を聞いた時の状況を、今回は語りたいと思ってます。
私がまだ19歳の時でした。
定期検診で、私の下顎の歯茎の下で、親知らずが生えようとスタンバってるのが見つかりました。
もう私の下顎には歯が収まる余地が無く、親知らずも斜め向きに生えようとしていたので、歯茎の下にいる親知らずを除去することになりました。
一応、親知らずの状況を図示しておきます。
(私の場合は生える前なので、親知らずは図の位置よりも左斜め下に埋まってましたけどね)
歯茎の下にある歯を除去するには、歯茎を切開する必要があります。
手術の難度が高めということで、私はとある大学病院で親知らずの除去手術を受けることになりました。
で~。
お得なことに、この大学病院には関係者割引があり、私にはそれが適用されて、割引価格で受診できたんです😆
しかし…😅
割引の代わりに『研究の実験台』または『若手の練習台』になるという条件があったんですよ。
私は若手の練習台だったようで、当時の私より少し年長(多分、今の私の方が歳上😓)の、とても美人なお姉さんに担当してもらいました。
なお、お姉さんの隣にはアラフォーくらいの男性の先生がずっと居まして…。
取り敢えず、手術の方針は
・まず右の親知らずのみを除去
↓
・数日後に左の親知らずを除去
ということになりました。
1、右の親知らずの除去手術
若いお姉さんがアラフォーの先生(男性)の指示を受けながら、顎に麻酔を掛けて、歯茎を切って、ドリルやハンマーでガンガンと親知らずを破壊。
手術中、私の目許にはタオルが掛けられてたんですけど、音は聞こえてました。
で、二人の先生の会話が印象的だったんです😅
思いっきり授業しとるじゃん😂
でも、問題無いですよ。右の方は大事に至ることなく、終わりましたから。
右の方は!
2、左の親知らずの除去手術
予定通り、右の数日後に左の手術も実施されましたが…。
これが右よりも難しい手術だったんです😖
どうやら、親知らずの下に通ってる神経が右よりも近いとのことで😵
右の時と同様に、私は顎に麻酔を掛けられて、目許をタオルで隠されまして、手術が始まりましたが…。
若いお姉さんはアラフォーの先生の指示を受けながら作業を進めますが…。
何となく、前回より手際が悪い😞
とか思っていたら…😨
なんて会話をしたかと思ったら、そのまま二人は急いで何処かに行ってしまいました😱
タオルを目に掛けられてる私は、気配で二人の離脱を察しました。
なんか、ヤバそうなんですけど…😅
とか思ってると、今度は誰かが私の腕を掴んできました😨
声色から察するに、中年女性でしょうか? おそらく歯科衛生士さんとかだと思うんですけど…😅
今、何が起きてるの? 私、死ぬの!?
妙に切迫した声で励まされると、却って不安が増大しまして…😅
ついでに、私は返事ができないのですよ。顎に麻酔を掛けられてる上に、口の中に器具をあれこれ挿入されてますから。
そのうちお姉さんたちは戻ってきて、手術は再開されました。
時間は予定より長く掛かりましたが、取り敢えず左右とも親知らずを除去できました…。
やっぱり気になるのは、
「生食、持って来い!」
この時に何が起きていたのか?
憶測に過ぎませんけど、親知らずの下に通ってた神経を警戒し過ぎて、太い血管でも損傷しちゃったのかな?
そんな気がしてます。
ただの憶測ですけど。
出血量が凄いことになってて、歯科衛生士さんもビックリするレベルだったのかな?
などと、いろいろ想像を掻き立てられます?
決して、手術を担当した若いお姉さんたちを悪く思う気持ちは全くありません。
でも、忘れられない19歳の夏になりました。
生食、持って来い!
この強烈なフレーズは、今でも私の耳に残ってます😌
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