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なの日記「ブス仮定幸福論」

何かの番組でどこかの芸人さんが言っていた「仮定ブス幸福論」。または「ブス仮定幸福論」。呼び名は正直忘れた。
まあ呼び名は対して必要では無い。中身だ。

一度仮に自分自身をブスだと仮定するという話だ。
そうする事で幸福に近づくと言うものだが、それだけでは理解し難いだろう。

美男美女が美男美女であるが故に得することは多い。
実際に知人の美男はその美貌のおかげで得している姿を見せられてきた。根も良いので差が開くばかりだ。
それは良いとして、見た目により周りの評価が左右されることはザラにあるのだ。

例えば床にゴミが落ちていたとする。
ブスはそれを拾うしかないのだ。
心もブスにはなりたくないし、見苦しい。
見た目がブスだとしたら中身は綺麗であれ。
でないと救う手立てが無くなってしまうから。
「綺麗な人は拾わなくていいのか」「イケメンであればポイ捨てしていいのか」という問いは他所に置いておく。論点はそこじゃない。
頭の悪いイケメンは天然と呼ばれ、
頭の悪いブスはバカと呼ばれる。 
性格の悪い美女は小悪魔と呼ばれ、
性格の悪いブスは性格の悪いブスでしかないのだ。
極論すぎるのは確か。だが大きく外れているわけでもない。

ここ数日、このブス仮定幸福論を意識して暮らしてみたが、なかなか良さげなのである。

服の脱ぎ捨てや食器を片付けたりゴミを見て見ぬフリをしなくなったり
少し意識しただけでもイケメンに近付いている気がする。
気がするだけだが、それで十分な成長だ。

この意識がいつまでもつのやら。  なの


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