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変化するのだから発想を変えましょう!

物流2024

ここにきてニュースや情報番組でも「物流2024」について伝えられるようになってきた。
2024年4月からトラックドライバーの時間外労働時間が960時間を上限として規制されることにより労働時間が短くなり、輸送能力の低下により「モノが運べなくなる」可能性が出てきます。と伝えています。

ドライバーの変化、輸送の変化

対策をしなかった場合には輸送能力が14%不足する可能性があると試算されています。
予測されることとしては、
・これまでの当たり前に思われていたニーズに応えられなくなる。
・これまでと同様な長距離輸送ができなくなる。
・必要な時に必要なものが届けられなくなる。
・これまでと同じ条件で対応できない輸送が出てくる。
・これまでのような翌日配送はできなくなる
・野菜や魚など鮮度の良い状態で手に入らなくなる
以上のようなことが起きることが考えられます。

消費者が変化すべきこと

仕組みが変わることが決まっている以上、「困った、困った」を言い続けてもしょうがない。
視点を変えて発想を変えていかなければならない。変えてみませんか?
例えば、通販サイトでものを買う時に、翌日配送が当たり前になっていませんか?
今は、それを当たり前にして生活を送っているんです。しかし、本当に翌日でないと困るものはどれだけありますか?
注文するときに「翌日配達」と示されるからそうしているモノも多いのではないでしょうか。
個人の購入品では、確かに「急ぎで必要」になる時もあります。
一方で、翌々日配達となってしまっても問題ないモノも多いのではないでしょうか?
何でもかんでも「翌日配達」は、計画的な購入ができれば減らせることができるのではないかと思います。

生活しやすくする提案

品目ごとに配達基準を設けてはどうだろう。
例えば、生鮮食品の野菜や魚は同日、翌日配達。
消費期限がある食品は翌々日配達。
衣料品、家電などは注文後3日後のように基準を設定してしまうのである。
それでも急ぎで必要な場合はある。
例えばその場合は、基準に対してプラスのサービスを求めるわけだから、価格の2%を即日配達サービス料として支払うのはどうだろう。
要は電車と一緒です。
急ぎならば長距離で新幹線。中距離で急ぎならば特急。それぞれ必要な時間に合わせて料金を上乗せしています。
同様なことができれば要求品質は維持しつつも、過剰なサービスを抑えて、妥当性のある適正価格が得られるのではないでしょうか。
業界として統一した基準があれば、サービス合戦もなくなり、安定した供給と品質が確保できるのではないだろうか。

変化を受け入れる

社会環境が変化するときは柔軟に対応する必要がある。
今までの当たり前を、無理を承知で求め続けるよりも変化を受け入れて新たな仕組みを試していくのも大切ではないだろうかと思います。
みんなで仕組みが変わることを受け入れていきませんか。

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