こども達の未来の幸せの鍵
大人達の教育パラダイムシフト
子ども達が幸せになるために、私が最初に伝えたいことは、大人達の教育パラダイムシフト(時代に合ったものの見方や考え方に変化させる)です。
人類は新しい時代に入り、誰もが現代の教育や子ども達の環境についてこのままで良いのかと疑問や不安を感じています。
しかしながら、この疑問や不安は今すぐ解決できない。と社会の一員として毎日、決められた教育の場へ行くことを選択してしまいます。
しかし、人間の子ども時代はとても短い。
人間の生涯の幸せは幼少期にあり幼少期の経験が生涯の土台となる。
それでは、子ども達が将来幸せになるために、幼少期に何をさせれば良いのか?予測できない未来の準備を満足にできずに大人になってしまったら、人生を豊かに生きることができないのではないか?そんな不安がよぎります。
「予測できない未来に対し子ども達をどう育てたら良いか」その答えは、私達は「人間という動物である」ことを再確認することで見つかります。
まずは、今般わかりやすいところで、この新しい時代の子ども達の教育の疑問と不安に正面からぶつかってみる。すると現代の子ども達の成長期の環境について人間として不自然な環境が見えてくるはずです。
そして、新しい時代の子ども達一人ひとりの豊かな未来は「私達大人が鍵を握っている」このことを私達自身が自覚することから始めなくてはいけません。
子ども達の社会的環境はそう簡単にシフトすることはできない。
しかし、大人達のの教育パラダイムシフトは、今この場から始められるのです。
子ども達の未来の幸せの鍵
子ども達は毎日「人間」という動物らしい「感性を磨く環境」にいますか?
人間は、そもそも感性豊かな動物です。
そして、人類が進化していく上でいつどんな時代にも人間の感性が人類の歴史を美しく刻んできました。
しかし、現代の子ども達は、人類が作り上げてきた人工的かつ利便性が求められた環境と社会の中で成長期の多くの時間を送っていることから、人間という動物に与えられた感性をを研ぎ澄ますことができる環境にいないのです。
社会で生きていくために必要とされることを成長期に学ぶことに視点が置かれ、肝心な「人間らしく豊かに生きることを研ぎ澄ます経験」を積まずに大人になって行く子どもが大半なのです。
「美しいを観る」「美しいを聴く」「美しいを味わう」「美しいを匂う」「美しいを触れる」
美しいモノ・コトの中で成長期を送り、人間の「五感」を使って「感じ」「喜び」「豊かに」生きること。
新しい時代にの子ども達が「人生を豊かに生きる」とても大切な要素は、「五感と心を育てること」にあるのです。
心豊かに感性が磨かれた子どもは高次な次元でモノ・コトを見ることができ、思考と想像を働かせ「豊かさ」を内包し大人へと成長していきます。
子ども達の未来の幸せの鍵は人間らしい感性を磨くことです。
「五感を磨き心豊かに育てる」についてはまた別な章でnoteしていきます。
新しい時代を歩む子ども達に人間として必要な能力
子ども達の感性を研ぎ澄ますことの必要性は前述しましたが、
新しい時代の子ども達が将来求められることは他にもいくつかあります。
子ども達は「人間としての能力」を活かせる人となることが大切です。
しかし、子ども達は「人間としての能力」を身につけるための経験を成長期に殆どしていないのが現状です。またこれらを習慣化して「生きる力」へと変換できる環境にも殆どの子ども達は置かれていないのです。むしろ自分の取った行動を否定的に捉えられる環境に置かれることが多く自信を失ったり、自分という存在に向き合うことを知らずに大きくなっていきます。
では、新しい時代に求められる能力について、わかりやすいところから上げてみますと「創造性とイノベーションする力」「人間らしいコミュニケーション能力」「倫理的な判断力」「柔軟性と適応力」「問題解決能力」「学習と成長への意欲」とありますが、今目の前にいる子ども達は、これらの能力が身に付く環境にいるかどうかを是非確かめてください。もしそのような環境に置かれていない場合は今から将来求められる能力が習慣化していく環境を準備していただきたいと私は考えます。
この後は、新しい時代の子ども達が将来求められる能力についての問いを一つずつ解決できるヒントをnoteしていきます。
子ども達が創造性とイノベーションする力を身につけるには
想像を繰り返すことです。
人は、全てのことにおいて想像することから始まります。
朝、目が覚めて「今日はどんな一日にしようかな?」
朝ごはんは何を食べようかな?
どんな服を着て行こうかな?
私達は、朝だけでも想像や予想を繰り返し、行動に映しているのです。
そうなると、想像力が豊かな人は、この朝の時間だけでもとても豊かで素敵な時を過ごしていることになるのです。そして想像が膨らめば膨らむほど、
「ああしたらいいかも!こうしたらいいかも!」
とアイディアが湧き出し、生活の中で自分自身の小さなイノベーションを繰り返し、豊かな人生を常にアップデートしているのです。
こんな特別ではない日常から人は「創造性とイノベーションする力」を養い繰り返すことで力強くなっていくのです。
では、なぜ多くの人が「子どもの創造性やイノベーションする力を育てるにはどうしたらいいのか?」と悩むのでしょう。
子ども達に、毎日生活の中で「冒険」をさせてあげられてますか?
毎日小さなことを「挑戦」できる環境にしてあげれてますか?
大人も子供も「便利」というルーティーンの中で日常を送っていませんか?
忙しく日々が過ぎることで、日常の大切なことや「楽しむ」の姿が変化していませんか?
日常が便利で楽なルーティーンであれば、自然と想像できる世界は乏しく発想もアイディアもイノベーションも必要とされないわけですから、当然これらの力は養われないわけです。
私は、子ども達にいつも「広く深い世界はすぐそこにあること」を教えます。身近にあるものに深く美しい世界が広がっていることを知り、そこから想像と創造、自分自身の小さなイノベーションから始めるのです。
子ども達が創造性とイノベーションする力を養うには、
まず、冒険と挑戦から生まれる「アイディアが必要とされる環境」を作ってあげることです。
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