波高シ_241230_#541
▼これほど何度も見たドラマは、自分の中ではない。
司馬遼太郎の『坂の上の雲』なのですが、何回目かになる再放送予告を見て、思わずまた見たくなりました。
元々、歴史が好きで戦国・江戸時代のものを読んでいたのですが、何となく流れが分かった後、現在に繋がる前の時代が知りたいと思っていました。
▼明治維新で国内の様々な混乱から収束後、世界とのたたかいに移っていったのがどんな状況だったのか知りたく、読み始めるとこの時代にハマってしまいました。
下手すれば列強と云われる国の配下になっていたかもしれない、可能性十分の中、決して恵まれているとは言えない環境で、困難に立ち向かっていく、明治時代の人々に感激しました。
▼無理だと思えば、そこで終わってしまう。
しかし、何とかしたい、何とかして見せたいと云った願いがあれば、状況は自ずと変わっていくのではないでしょうか。
考え方ひとつで、どうにでもなる、と云えば、言い過ぎかもしれませんが、
解釈力があるのと無いのとではずいぶん違うと思います。
コップに水が半分入っているのを見て、
半分しかない と思うのか、 未だ半分ある と思えるのか。
それは自分の解釈力に繋がるのかもしれません。
▼『本日天気晴朗ナレドモ波高シ』
天気なので過去のように霧で敵を見失うことはなく、
波が高いので砲撃戦になれば命中率は下がるが、
日本の砲撃技術はロシアより高いので有利。
冷静な状況分析とともに、味方を鼓舞することも盛り込まれた、
秋山真之の簡潔な言葉に、改めて凄みを感じました。
〈今日の気づき〉
・人によって解釈の仕方は異なるが、
前向きに考えれるか、後ろ向きに考えるか
で、結果は異なると思われる。
『本日天気晴朗ナレドモ波高シ』
冷静な状況分析とともに、解釈力を持って
チームを鼓舞出来たら、どんなに素晴らしいだ
ろうか。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
明日もみなさんにとって
大切な1日となりますように!!