昔釣れていたイワシを追わない_240830_#419
▼北海道では魚の水揚げが変わってきているという。
イカ・サンマが主力だったのも過去のことらしく、今釧路港での水揚げはイワシが一位で、全19万トン弱のうち16万トンを占めるという。
しかもその16万トンは06年比の10倍に及ぶという。
温暖化が影響しているという話もあるらしいです。
▼イワシは昔子供の頃、近所の海で釣れた。
サビキという仕掛けを釣屋さんで購入し、道糸の先に括り付ける。
そのしかけには、小さなエビのような疑似餌が当間隔に5つほどついている。
そして一番下には、フックが付いていて、それに4センチほどの青い樹脂のカゴをぶら下げる。
そして、当時150~200円ぐらいだった、ブロックから溶けたアミエビの塊をかごに詰め込み、海に垂らす。
港の中でそれをやっていたのだが、ある時間帯になるとイワシの集団が港に入ってそのしかけの前を通っていく。
そしてその仕掛けや、カゴのエサに魚が寄せられ針にかかっていく。
大集団で回遊してくる時もあり、その時は入れ食い状態となり、海に投入して数秒で竿をあげ、魚を外して、すぐまた海に糸を垂らす。
その時は、エサも必要なく、入れてあげての繰り返し。
3匹4匹と一度に釣れる時の感覚や、大きく成長したイワシを釣った時の感覚は今だに忘れられないですね。
▼もう何年もそのような光景を見てないし、昔と比べこの近辺ではイワシは取れなくなってしまいました。
しかし、今は北海道でたくさんとれるのだという。
一方で。イカの加工を生業としていた加工会社では、仕事が減り苦しいという。
▼魚一つをとっても、40年も同じ状態で有り続けるのは難しいのだと思います。
やはり、変化することを前提に考えておいた方が良いのかもしれません。
しかし変わるのは容易ではなく、サンマが嫌というほど秋の食卓に毎日並んでいた頃が懐かしく、スーパーではいつも値段をチラ見しながら、また食べたいと願っています。
▼でも変化に対応し続けないと、生き残れないのでしょう。
よく、色んな動物、生物、植物は、変化に対応してきたものが今も生き残っているといったことを耳にします。
人間の世界も同じで、その時の状況や環境に合わせて、変化し続ける必要があるのでしょう。
そう思えば、同じやり方や思考、選択にこだわるのではなく、過去と違ったことを選び決断しながら、生活していくことも大事なのかもしれません。
しんどい、めんどくさいで、同じことばかりしていては、いつか身動きできなくなる。
そうではなく新しいことをやって、少しでも昨日の自分より変化したいと思います。
〈今日の気づき〉
・地域により今まで取れていた魚がとれなく
なり、代わりに異なる魚がたくさん
取れるようになったという。
同じでいることは難しい、
しかし、それに固執してしまうと、
変化に追随することができない。
過去と異なることを選択し決断して
いかないと、自分の人生が変わらず、
世の中から退場させられることに
なるかもしれない。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
明日もみなさんにとって
大切な1日となりますように!!
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