おうちナースのお仕事紹介 在宅ワークの辛いポイント3選
今回はメディカルトークンのおうちナースとして働いてくれている方たちが、在宅ワークを初めてどのような困難にぶつかったか?を実体験を元にまとめてみました。
これから「私も在宅ワークで働こう!」とお思いの方がいらっしゃいましたら、是非参考になれば幸いです。
在宅ワークの大変なところは??
一見良い面ばかり取り沙汰される在宅ワークですが、当然ながらデメリット、とまでは言えないまでも、それなりの大変さがあったりもします。
実際に仕事を始めてから「こんなはずじゃなかった・・・」とならないためにも、冷静な判断ができるように、しっかりと良い点と悪い点を把握していきましょう。
孤独感とコミュニケーション不足
現場での勤務と比較して、在宅ワークでは同僚や上司との直接的なコミュニケーションの機会が少なくなります。これまで現場で働いてきた方は、多かれ少なかれ孤独感を感じることでしょう。
また、業務に必要な情報共有は勿論、普段の何気ないやり取りの中で生まれる信頼関係も築きづらい環境と言えます。
現場にいれば自然にできるコミュニケーションでも、遠隔では自ら意識的に取る必要がある、という点は在宅ワークならではの難しい点です。
メディカルトークンでは定期的に在宅ワーカー同士が交流を取れるよう機会を設けており、大変好評いただいております。
仕事とプライベートの境界の消失
在宅ワークでは、仕事とプライベートの境界が曖昧になる傾向があります。
職種にもよりますが仕事を終える時間が明確でない場合、結果的に仕事時間が拡大し、休息やリラックスの時間が不足することがあります。
また合間の休憩の時間でも「この家事をしなきゃ!」と家事と仕事のバランスの効率を求めるあまり、心も体も休まらないケースは多く見られます。
時間帯を細かく区切って、業務中・業務以外の時間で過ごすスペースを物理的に分ける、など、ストレスが溜まらないような工夫が必要でしょう。
家事+仕事の最適化!と意気込んでしまうと、それがプレッシャーになってしまうケースもよく見られますので、適度に力を抜ける環境やご家族の理解が重要です。
家族や周囲の人の理解が得にくい
勿論地域や世代にもよりますが、近年でも平日家にいると「あの人は何をやってるんだろう・・・?」など、ご近所の方に噂されてしまうようなケースもチラホラ。
前回ご紹介した#8000小児救急相談のように、大変社会的な意義のある仕事をしていても、「あそこの奥さん、在宅の仕事で楽してるんじゃないかしら」、という先入観で語られてしまうこともしばしばあります。
また最近では在宅ワークの方も増えてきているので、配偶者の方からは理解が得られても、小さいお子さんとなると、そもそも在宅ワークの意味がよく分からない、というのは仕方のないことです。
仕事中家にいるのに可愛い子どもたちにかまってあげられない、というのは人によってはストレスになることもあるかもしれません。
こればかりすぐに変えられることではないかもしれませんが、自分の仕事の意義をしっかり実感しながら、お仕事に集中されることをおすすめします。
今後はより多くの方から理解を得られるよう、「在宅ワークも普通なんだよ」というイメージを広げていけるよう、弊社も取り組んで参ります。
在宅ワーク=楽 ではない!
さてここまで在宅ワークの大変な部分と、それぞれに対してどのように対策するべきか?についてご説明してきました。
イメージのつきやすいもの、つきにくいものもあったかもしれませんが、いずれも実際に在宅で働いている方のご意見として伺った話でした。
どうしても世間的に在宅ワーク=楽してる、というイメージがありますが、実情としては出社しての勤務とは別種の大変さ、というのがあると言えます。
隣の芝生はなんとやら・・・という諺の通り、在宅ワークの良い面だけ捉えられがちですが、実情はそうでは有りません。
皆様も是非1度「自分が在宅ワークになったらどんな働き方になるかな」という点をなるべく具体的にイメージしてみてから、チャレンジされてみることをお勧めいたします。
今回もありがとうございました!
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