『電磁気』1−1電気の基本知識

電気に関する基礎的知識を説明します。
まず個々の物体が持つ電気のことを電荷と言います。

電荷の持つ電気の量のことを電気量と呼び、その単位はC(クーロン)です。

※クーロンの定義
1Aの電流が流れている時、その動線の断面を一秒間通過する電気量。量記号にはqやQを使う。

電荷(electrical charge)には正電荷と負電荷の2種類があり。
同じものは互いに引き合い、違うもの同士は互いに反発します。

電荷間に働く力を『静電気力』(coulomb force)と言います。
2つの電荷が近ければ近いほど強くなり、電荷の電気量(quantity of electricity)が大きければ強くなります。


異なる2つの物体をこすり合わせると一方が正の電気をもう片方が負の電気を帯びます。このことを『帯電』(electrification)と呼びます。
大きさが無視できるほど小さな帯電隊を『点電荷』(point charge)と言います。
例えばティッシュペーパーでアクリル棒を擦り合わせるとアクリル棒に正の電気を帯び、ティッシュに負の電気が帯びます。
その正、負の静電気の帯びやすさは下の図になります

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