スピリチュアルに物申す。

　個人的なスピリチュアルについて語ろうと思う。

　私のスピリチュアルの窓口は「西洋占星術」だった。
　直感が働くときもあるんだけど、とりわけナニカが見えるわけでもないし、聞こえるわけでもない。
　理屈で順序建ててものを考えようとする癖がついているので、カードリーディングも下手だ（ワン・オラクルしかできない）
　そういう分析型の脳味噌でもまぁ、これはできるからね。

　時々、いろいろ見えたり感じられたりする人が羨ましいなぁと思う。
　過去世とか、天使とか。高次元とかさ。
　いろいろやってみたけど、私にはよく分からんかった。誘導瞑想とかね。

　でもさ、何をやっても見えない・聞こえないってことは、

　それは私には必要のないものだ

　ってことなんだろーね。結論から言って。

　だけど、必要な直感はちゃんと降りてくる。
　それは、静かな部屋でスマホから突然、ラインの通知音が鳴る感じによく似ている。
　知っていてスルーすると、何故かじりじり急かされるような謎の圧を感じるんだ。

　何から？
　それが、分からない。

　で、結局それに着手せざるを得ないんだけど、すると大概、驚くような展開があったり、なにか貴重な機会や出逢いに繋がったりする。
　それが私の「高次元」のやり方なんだろーな。

　あと、よくあるのが「歌」
　何故か、頭から離れないぐるぐる回ってずーっと頭のなかで流れ続ける歌、あるでしょ？
　あれも、そういう時はちゃんと歌詞を見ながら聴いてみると、そのときにぴったりフィットした気付きがあったりする。いや、大抵ある。

　そーか、それで充分、通じているのなら、天使も龍神さまもいらんわな。
　ずいぶん、現代的な印象の高次元だけど、それはそれで私には合っているんだろう。

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　画像はヘリオセントリックで作成した私のネイタルチャート。
　ヘリオセントリックはハイヤーセルフのホロスコープとか魂のホロスコープなんてよく言われてるよね。

　地球星座（ヘリオだからね）は乙女座の10°。　サビアンシンボルは「母親の期待の鋳型にはまる少年」
　キーワードは「管理能力」であるとのこと。
　太陽星座は魚座の私。
　やっぱ必要なのはグラウンディングであり、実務能力もだよな。感性も大事だけど。

　水星と火星は山羊座の最終度数。
　なにかで最終度数に近いほどそのサインの特性が出るとお聞きした。

　水星のサビアンシンボルは「お茶の葉を読んでいる女 」
　このキーワードは「先読みの力」
　って言っても、ミラクルな予知能力とかではなく、先見の明や将来を見渡す力といった現実的なもの。過去のデータから分析しての予測。
　占星術にも適性ありらしい。やったー(^^)

　火星のサビアンシンボルは「大きな養鶏場 」
　キーワードが「情報・コミュニティ・広い視野」
　目指していくべき方向性のなかに、視野を広げること、またその視野から得た情報をもとに、国際情勢やトレンドなどの先読みの力を鍛えよとある。

　金星は獅子座17°。
　サビアンシンボルは「化学の先生」
　ここでのキーワードは「理性と愛情・錬金術」
　錬金術っていうとオカルトっぽいけど、錬成するのはその「理性と愛情」なんですって。
　ドデカテモリーが水瓶座と魚座だからね。
　獅子座って良くも悪くもスター性があって華やかなんだけど、変な方に転ぶと俺様になってしまう。
　その獅子座に水瓶座の俯瞰的な広い視野と分析力（つまりは理性）と魚座の広い心（愛情）を足す。ということらしい。

　地球星座、月星座、水星星座、火星星座までみると、どこまでいっても現実的だ。
　しかし、金星星座でもやっぱり「視野を広げる」ことは示唆してきているし、なんせ「化学の先生」だからね。
　感性で受けとる、というよりは分析して判断をする、そういう印象を受ける。


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　Twitterでよく見るスピリチュアリストの人たちは、どこか良い意味で右脳的な方が多くて、そううものが好きだけど左脳的な発想や思考からなかなか離れられない私は、それがずっと残念だと思っていた。

　でも、今、こうやって読み直してみると、また違うのかもしれないよね。
　そういう左脳的な方向からのアプローチを宿命づけられているというか……w

　こういう現実主義者で分析脳のスピリチュアリストがいたっていいよな。
　それはそれで、裾野を広げる意味でさ。
　私の言葉なら、右脳的な方の言葉では届かない方の心に、なんかが届くかもしれない。

　龍神さまの言葉も聞こえないし、宇宙人とチャネリングもできない。スターシードだっていう確信もないし、過去世もよく分からない。レムリアもよく分からん。正直ついていけない。アトランティスのがまだ分かる気もする。

　……でも、ちゃんとなにかは届いてるんだ。

　私は、私の閃き方を大事にしていこうと思う。
　みんなと同じじゃなくてもいい。
　それが私と私の高次元との愛なんだよね、きっと。

　時代は2025年を目前に、冥王星は水瓶座に入座、スピリチュアルであることが当たり前で、なにかそういった能力があることが、これからの時代を生きる必須要件であるような書き込みも多々見つけられる。

　本当にそうだろうか？

　違うね。

　どう受信するか、どう発信するかが大事なのではなく、なにを受信して、なにを発信するかが大事なんだと思うよ？

　それに。古いものは、地の時代のものは悪で、遺棄すべきものであるようなことを言っている人もいるけど。
　それも違うんじゃない？

　地の時代に培ったものを風の時代で役に立てる。それができなければ、本当に次の時代を迎えたとはいえないんではなかろうか。
　ただ新時代に喜んでいるだけでは、なんら時代に「流されている」のと大差ないわな。

　きっとスピリチュアル・カテゴリーの方にはこの内容に反感を感じる人もいるかもしれない。
　だけど、それを気付きとするか、闇のなんかw として扱うか。

　その答がその人の、スピリチュアリティの高さの、その解ではないだろうか。

　どうぞ善き冥王星水瓶座時代がありますように。